【活用ガイド】

JVNDB-2026-012537

Electronのelectronにおける解放済みメモリの使用に関する脆弱性

概要

ElectronはJavaScript、HTML、CSSを使用してクロスプラットフォームのデスクトップアプリケーションを作成するためのフレームワークです。バージョン38.8.6、39.8.0、40.7.0、および41.0.0-beta.8より前のバージョンでは、ダウンロードを許可しプログラムによってセッションを破棄するアプリはuse-after-freeの脆弱性にさらされる可能性があります。ダウンロードのためにネイティブのファイル保存ダイアログが開いている間にセッションが終了すると、そのダイアログを閉じる際に解放されたメモリを参照してしまい、クラッシュやメモリ破損を引き起こす可能性があります。実行時にセッションを破棄しないアプリ、またはダウンロードを許可しないアプリは影響を受けません。この問題はバージョン38.8.6、39.8.0、40.7.0、および41.0.0-beta.8で修正されています。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v3 による深刻度
基本値: 8.8 (重要) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃に必要な特権レベル: 不要
  • 利用者の関与: 要
  • 影響の想定範囲: 変更なし
  • 機密性への影響(C): 高
  • 完全性への影響(I): 高
  • 可用性への影響(A): 高
影響を受けるシステム


Electron
  • electron 38.8.6 未満
  • electron 39.0.0 以上 39.8.0 未満
  • electron 40.0.0 以上 40.7.0 未満
  • electron 41.0.0

本脆弱性の影響を受ける製品の詳細については、ベンダ情報および参考情報をご確認ください。
想定される影響

当該ソフトウェアが扱う全ての情報が外部に漏れる可能性があります。
また、当該ソフトウェアが扱う全ての情報が書き換えられる可能性があります。
さらに、当該ソフトウェアが完全に停止する可能性があります。
そして、この脆弱性を悪用した攻撃の影響は、他のソフトウェアには及びません。
対策

正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

GitHub
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 解放済みメモリの使用(CWE-416) [その他]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2026-34772
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2026-34772
更新履歴

  • [2026年04月24日]
      掲載