【活用ガイド】

JVNDB-2026-012528

VimにおけるOS コマンドインジェクションの脆弱性

概要

Vimはオープンソースのコマンドラインテキストエディタです。バージョン9.2.0276より前のバージョンには、Vimのモデルラインサンドボックスをバイパスすることで、ユーザーが細工されたファイルを開いた際に任意のOSコマンドを実行される脆弱性が存在しました。`complete`、`guitabtooltip`、および`printheader`オプションには`P_MLE`フラグが欠けていたため、モデルラインが実行可能となっていました。さらに、`mapset()`関数には`check_secure()`呼び出しが欠如しており、サンドボックス化された式から悪用される可能性がありました。コミット9.2.0276でこの問題は修正されました。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v3 による深刻度
基本値: 8.2 (重要) [その他]
  • 攻撃元区分: ローカル
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃に必要な特権レベル: 不要
  • 利用者の関与: 要
  • 影響の想定範囲: 変更あり
  • 機密性への影響(C): 高
  • 完全性への影響(I): 高
  • 可用性への影響(A): なし
影響を受けるシステム


Vim
  • Vim 9.2.0276 未満

本脆弱性の影響を受ける製品の詳細については、ベンダ情報および参考情報をご確認ください。
想定される影響

当該ソフトウェアが扱う全ての情報が外部に漏れる可能性があります。
また、当該ソフトウェアが扱う全ての情報が書き換えられる可能性があります。
さらに、当該ソフトウェアは停止しません。
そして、この脆弱性を悪用した攻撃により、他のソフトウェアにも影響が及ぶ可能性があります。
対策

正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

GitHub Openwall
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. OSコマンドインジェクション(CWE-78) [その他]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2026-34982
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2026-34982
  2. 関連文書 : Release v9.2.0276  vim/vim  GitHub
  3. 関連文書 : patch 9.2.0276: [security]: modeline security bypass  vim/vim@75661a6  GitHub
更新履歴

  • [2026年04月24日]
      掲載