【活用ガイド】

JVNDB-2026-012487

s9yのSerendipityにおけるHTTP レスポンス分割に関する脆弱性

概要

SerendipityはPHPをベースとしたブログエンジンです。バージョン2.6-beta2およびそれ以前では、include/functions.inc.php内のメール送信機能が$_SERVER['HTTP_HOST']を検証せずにMessage-ID SMTPヘッダーに直接挿入しており、HTTP_HOSTを埋め込む前に既存のサニタイズ関数serendipity_isResponseClean()が呼び出されていません。コメント通知や購読メールなどのメール送信を引き起こすアクション時にHostヘッダーを制御できる攻撃者は、送信されるメールに任意のSMTPヘッダーを注入できます。これにより、IDのなりすまし、Message-IDのスレッド操作による返信の乗っ取り、および攻撃者のドメインが正規のメールヘッダーに埋め込まれることで、メールレピュテーションを悪用される可能性があります。この問題はバージョン2.6.0で修正されました。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v3 による深刻度
基本値: 7.2 (重要) [その他]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃に必要な特権レベル: 不要
  • 利用者の関与: 不要
  • 影響の想定範囲: 変更あり
  • 機密性への影響(C): 低
  • 完全性への影響(I): 低
  • 可用性への影響(A): なし
影響を受けるシステム


s9y
  • Serendipity 2.6.0 未満
  • Serendipity 2.6.0

本脆弱性の影響を受ける製品の詳細については、ベンダ情報および参考情報をご確認ください。
想定される影響

当該ソフトウェアが扱う情報の一部が外部に漏れる可能性があります。
また、当該ソフトウェアが扱う情報の一部が書き換えられる可能性があります。
さらに、当該ソフトウェアは停止しません。
そして、この脆弱性を悪用した攻撃により、他のソフトウェアにも影響が及ぶ可能性があります。
対策

正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

GitHub
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. HTTP レスポンスの分割(CWE-113) [その他]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2026-39971
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2026-39971
  2. 関連文書 : Release Serendipity 2.6.0  s9y/Serendipity  GitHub
更新履歴

  • [2026年04月24日]
      掲載