【活用ガイド】

JVNDB-2026-012063

RackにおけるCRLF インジェクションの脆弱性

概要

RackはモジュラーのRubyウェブサーバーインターフェースです。バージョン3.2.0から3.2.6未満の間、Rack::Multipart::Parserは折りたたまれたマルチパートのパートヘッダーを誤って展開していました。マルチパートヘッダーにobs-foldシーケンスが含まれている場合、Rackは展開時に折りたたまれた改行を削除せず、filenameやnameなどの解析済みパラメータ値に埋め込まれたCRLFを保持していました。その結果、これらの解析済み値をHTTPレスポンスヘッダーで再利用するアプリケーションは、下流のヘッダーインジェクションやレスポンス分割の脆弱性を抱える可能性があります。この問題はバージョン3.2.6で修正されました。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v3 による深刻度
基本値: 6.5 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃に必要な特権レベル: 不要
  • 利用者の関与: 不要
  • 影響の想定範囲: 変更なし
  • 機密性への影響(C): 低
  • 完全性への影響(I): 低
  • 可用性への影響(A): なし
影響を受けるシステム


Rack
  • Rack 3.2.0 以上 3.2.6 未満

本脆弱性の影響を受ける製品の詳細については、ベンダ情報および参考情報をご確認ください。
想定される影響

当該ソフトウェアが扱う情報の一部が外部に漏れる可能性があります。
また、当該ソフトウェアが扱う情報の一部が書き換えられる可能性があります。
さらに、当該ソフトウェアは停止しません。
そして、この脆弱性を悪用した攻撃の影響は、他のソフトウェアには及びません。
対策

正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

GitHub
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. CRLF インジェクション(CWE-93) [その他]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2026-26962
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2026-26962
更新履歴

  • [2026年04月22日]
      掲載