【活用ガイド】

JVNDB-2026-011943

Monospace IncのDirectusにおける不正な認証に関する脆弱性

概要

Directusは、SQLデータベースのコンテンツを管理するためのリアルタイムAPIおよびアプリダッシュボードです。11.16.1以前のバージョンでは、DirectusのTUS再開可能アップロードエンドポイント(/files/tus)は、基本的なファイルアップロード権限を持つ認証済みユーザーであればUUIDによって任意の既存ファイルを上書きできてしまいます。TUSコントローラーはコレクションレベルの認可チェックのみを実施し、ユーザーがdirectus_filesに対して何らかの権限を持っていることを確認するだけであり、置き換え対象となる特定ファイルに対するアイテムレベルのアクセス権を検証しません。その結果、行レベルの権限ルール(例:「ユーザーは自分のファイルのみ更新可能」)は標準のRESTアップロード経路では正しく適用されるものの、TUS経路を経由すると完全にバイパスされてしまいます。この脆弱性は11.16.1で修正されました。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v3 による深刻度
基本値: 8.1 (重要) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃に必要な特権レベル: 低
  • 利用者の関与: 不要
  • 影響の想定範囲: 変更なし
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): 高
  • 可用性への影響(A): 高
影響を受けるシステム


Monospace Inc
  • Directus 11.16.1 未満

本脆弱性の影響を受ける製品の詳細については、ベンダ情報および参考情報をご確認ください。
想定される影響

当該ソフトウェアが扱う情報について、外部への漏えいは発生しません。
また、当該ソフトウェアが扱う全ての情報が書き換えられる可能性があります。
さらに、当該ソフトウェアが完全に停止する可能性があります。
そして、この脆弱性を悪用した攻撃の影響は、他のソフトウェアには及びません。
対策

正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

GitHub
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 不正な認証(CWE-863) [その他]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2026-35412
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2026-35412
更新履歴

  • [2026年04月21日]
      掲載