【活用ガイド】

JVNDB-2026-011070

OrthancのOrthanc serverにおける境界外書き込みに関する脆弱性

概要

DICOM画像の「PALETTE COLOR」デコード中にヒープバッファオーバーフローの脆弱性が存在します。ピクセル長の検証では、幅と高さの計算に32ビットの乗算を使用しています。これらの値がオーバーフローした場合、検証チェックが誤って成功し、デコーダが割り当てられたバッファを超えてメモリの読み書きを行うことが可能になります。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v3 による深刻度
基本値: 9.8 (緊急) [その他]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃に必要な特権レベル: 不要
  • 利用者の関与: 不要
  • 影響の想定範囲: 変更なし
  • 機密性への影響(C): 高
  • 完全性への影響(I): 高
  • 可用性への影響(A): 高
影響を受けるシステム


Orthanc
  • Orthanc server 1.12.11 未満

本脆弱性の影響を受ける製品の詳細については、ベンダ情報および参考情報をご確認ください。
想定される影響

当該ソフトウェアが扱う全ての情報が外部に漏れる可能性があります。
また、当該ソフトウェアが扱う全ての情報が書き換えられる可能性があります。
さらに、当該ソフトウェアが完全に停止する可能性があります。
そして、この脆弱性を悪用した攻撃の影響は、他のソフトウェアには及びません。
対策

正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

CERT Coordination Center
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 境界外書き込み(CWE-787) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2026-5443
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2026-5443
  2. 関連文書 : Orthanc - DICOM Server
更新履歴

  • [2026年04月16日]
      掲載