【活用ガイド】

JVNDB-2026-010943

python-poetryのpoetryにおけるパストラバーサルの脆弱性

概要

PoetryはPythonの依存関係マネージャーです。バージョン1.4.0から2.3.3未満の間に、細工されたwheelファイルに../パスを含めることができました。Poetryはこれを検査せずにディスクに書き込むため、Poetryプロセスの権限で任意のファイルを書き込むことが可能でした。この問題は通常のインストールフロー中に信頼できないパッケージアーティファクトから悪用される可能性があります。通常、悪意あるwheelのインストールだけでは悪意あるコードは実行されません。悪意あるコードは、悪意あるパッケージがインポートされるかユーザによって呼び出された場合にのみ、インストール後に実行されます。この問題はバージョン2.3.3で修正されました。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v3 による深刻度
基本値: 6.5 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃に必要な特権レベル: 不要
  • 利用者の関与: 要
  • 影響の想定範囲: 変更なし
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): 高
  • 可用性への影響(A): なし
影響を受けるシステム


python-poetry
  • poetry 1.4.0 以上 2.3.3 未満

本脆弱性の影響を受ける製品の詳細については、ベンダ情報および参考情報をご確認ください。
想定される影響

当該ソフトウェアが扱う情報について、外部への漏えいは発生しません。
また、当該ソフトウェアが扱う全ての情報が書き換えられる可能性があります。
さらに、当該ソフトウェアは停止しません。
そして、この脆弱性を悪用した攻撃の影響は、他のソフトウェアには及びません。
対策

正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

GitHub
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. パス・トラバーサル(CWE-22) [その他]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2026-34591
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2026-34591
  2. 関連文書 : installer: fix path traversal by radoering  Pull Request #10792  python-poetry/poetry  GitHub
  3. 関連文書 : Release 2.3.3  python-poetry/poetry  GitHub
  4. 関連文書 : installer: fix path traversal (#10792)  python-poetry/poetry@ed59537  GitHub
更新履歴

  • [2026年04月15日]
      掲載