【活用ガイド】

JVNDB-2026-010405

ORYのOathkeeperにおける相対パストラバーサルの脆弱性

概要

ORY Oathkeeperは、Identity & Access Proxy (IAP)およびアクセス制御決定APIであり、アクセスルールのセットに基づいてHTTPリクエストを認可する機能を持っています。バージョン26.2.0より前のバージョンには、HTTPパストラバーサルを介した認可バイパスの脆弱性が存在します。攻撃者はパストラバーサルシーケンス(例:`/public/../admin/secrets`)を含むURLを作成し、正規化後に保護されたパスに解決されますが、ルール評価時に未正規化の生のパスが使用されるため、許可的なルールにマッチしてしまう問題があります。バージョン26.2.0には、この脆弱性を修正するパッチが含まれています。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v3 による深刻度
基本値: 10.0 (緊急) [その他]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃に必要な特権レベル: 不要
  • 利用者の関与: 不要
  • 影響の想定範囲: 変更あり
  • 機密性への影響(C): 高
  • 完全性への影響(I): 高
  • 可用性への影響(A): なし
影響を受けるシステム


ORY
  • Oathkeeper 26.2.0 未満

本脆弱性の影響を受ける製品の詳細については、ベンダ情報および参考情報をご確認ください。
想定される影響

当該ソフトウェアが扱う全ての情報が外部に漏れる可能性があります。
また、当該ソフトウェアが扱う全ての情報が書き換えられる可能性があります。
さらに、当該ソフトウェアは停止しません。
そして、この脆弱性を悪用した攻撃により、他のソフトウェアにも影響が及ぶ可能性があります。
対策

正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

GitHub
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 相対パストラバーサル(CWE-23) [その他]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2026-33494
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2026-33494
  2. 関連文書 : fix: clean path while matching to prevent path traversal  ory/oathkeeper@8e00021  GitHub
更新履歴

  • [2026年04月09日]
      掲載