【活用ガイド】

JVNDB-2026-009214

wolfSSL Inc.のwolfSSLにおける境界外読み取りに関する脆弱性

概要

不完全な検証により発生するALPN解析時の境界外読み取りの脆弱性です。wolfSSL 5.8.4以前のバージョンには、ALPNが有効(HAVE_ALPN / --enable-alpn)でビルドされた場合にALPN処理で境界外読み取りが含まれていました。細工されたALPNプロトコルリストにより境界外読み取りが引き起こされ、この結果プロセスクラッシュ(サービス拒否)が発生する可能性があります。ALPNはデフォルトで無効ですが、以下の3rdパーティ互換機能で有効になっています:enable-apachehttpd、enable-bind、enable-curl、enable-haproxy、enable-hitch、enable-lighty、enable-jni、enable-nginx、enable-quic。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v3 による深刻度
基本値: 7.5 (重要) [その他]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃に必要な特権レベル: 不要
  • 利用者の関与: 不要
  • 影響の想定範囲: 変更なし
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): 高
影響を受けるシステム


wolfSSL Inc.
  • wolfSSL 5.9.0 未満

想定される影響

当該ソフトウェアが扱う情報について、外部への漏えいは発生しません。
また、当該ソフトウェアが扱う情報について、書き換えは発生しません。
さらに、当該ソフトウェアが完全に停止する可能性があります。
そして、この脆弱性を悪用した攻撃の影響は、他のソフトウェアには及びません。
対策

リリース情報、またはパッチ情報が公開されています。参考情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 境界外読み取り(CWE-125) [その他]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2026-3547
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2026-3547
  2. 関連文書 : Fix for loop exit condition. by anhu  Pull Request #9859  wolfSSL/wolfssl  GitHub
更新履歴

  • [2026年03月31日]
      掲載