【活用ガイド】

JVNDB-2026-009133

Apostrophe Technologiesのimport-exportにおけるパストラバーサルの脆弱性

概要

ApostropheCMSはオープンソースのコンテンツ管理フレームワークです。`@apostrophecms/import-export`のバージョン3.5.3より前では、`gzip.js`の`extract()`関数が`fs.createWriteStream(path.join(exportPath, header.name))`を用いてファイル書き込みパスを構築していました。`path.join()`は`../`のようなディレクトリトラバーサルのセグメントを解決またはサニタイズせず、そのまま連結します。そのため、名前が`../../evil.js`のtarエントリは意図した抽出ディレクトリの外部のパスに解決されます。書き込みストリームを開く前に正規パスのチェックは行われていません。この問題は典型的なZip Slipの脆弱性です。グローバルコンテンツ修正権限を付与されたユーザー(通常はコンテンツ編集者やサイトマネージャーに割り当てられる役割)は、標準のCMSインポートUIを通じて細工された`.tar.gz`ファイルをアップロードし、攻撃者が制御するコンテンツをNode.jsプロセスが到達可能な任意のホストファイルシステム上のパスに書き込むことが可能です。`@apostrophecms/import-export`のバージョン3.5.3でこの問題は修正されました。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v3 による深刻度
基本値: 9.9 (緊急) [その他]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃に必要な特権レベル: 低
  • 利用者の関与: 不要
  • 影響の想定範囲: 変更あり
  • 機密性への影響(C): 高
  • 完全性への影響(I): 高
  • 可用性への影響(A): 高
影響を受けるシステム


Apostrophe Technologies
  • import-export 3.5.3 未満

本脆弱性の影響を受ける製品の詳細については、ベンダ情報および参考情報をご確認ください。
想定される影響

当該ソフトウェアが扱う全ての情報が外部に漏れる可能性があります。
また、当該ソフトウェアが扱う全ての情報が書き換えられる可能性があります。
さらに、当該ソフトウェアが完全に停止する可能性があります。
そして、この脆弱性を悪用した攻撃により、他のソフトウェアにも影響が及ぶ可能性があります。
対策

正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

GitHub
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. パス・トラバーサル(CWE-22) [その他]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2026-32731
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2026-32731
更新履歴

  • [2026年03月27日]
      掲載