【活用ガイド】

JVNDB-2026-009049

traefikにおける複数の脆弱性

概要

TraefikはHTTPリバースプロキシおよびロードバランサーです。バージョン2.11.40以下、3.0.0-beta1から3.6.11、および3.7.0-ea.1には、断片化されたClientHelloパケットに関連するTLS SNIの事前解析ロジックを介したmTLSバイパスの脆弱性があります。TLS ClientHelloが複数のレコードに分割されている場合、TraefikのSNI抽出はEOFエラーとなり、空のSNIを返す可能性があります。TCPルーターはデフォルトのTLS設定にフォールバックし、デフォルトではクライアント証明書を要求しません。これにより攻撃者はルートレベルのmTLS強制を回避し、相互TLS認証を必要とするサービスにアクセスできます。この問題は、バージョン2.11.41、3.6.11および3.7.0-ea.2で修正されました。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v3 による深刻度
基本値: 5.3 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃に必要な特権レベル: 不要
  • 利用者の関与: 不要
  • 影響の想定範囲: 変更なし
  • 機密性への影響(C): 低
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): なし
影響を受けるシステム


traefik
  • traefik 2.11.41 未満
  • traefik 3.0.0 から 3.6.11
  • traefik 3.7.0

本脆弱性の影響を受ける製品の詳細については、ベンダ情報および参考情報をご確認ください。
想定される影響

当該ソフトウェアが扱う情報の一部が外部に漏れる可能性があります。
また、当該ソフトウェアが扱う情報について、書き換えは発生しません。
さらに、当該ソフトウェアは停止しません。
そして、この脆弱性を悪用した攻撃の影響は、他のソフトウェアには及びません。
対策

正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

GitHub
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. リソースの安全ではないデフォルト値への初期化(CWE-1188) [その他]
  2. 不適切な認証(CWE-287) [その他]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2026-32305
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2026-32305
  2. 関連文書 : Release v3.6.11  traefik/traefik  GitHub
  3. 関連文書 : Release v3.7.0-ea.2  traefik/traefik  GitHub
  4. 関連文書 : Release v2.11.41  traefik/traefik  GitHub
更新履歴

  • [2026年03月27日]
      掲載