【活用ガイド】

JVNDB-2026-008591

libfuse Projectのlibfuse (FUSE)における解放済みメモリの使用に関する脆弱性

概要

libfuseはLinux FUSEのリファレンス実装です。バージョン3.18.0から3.18.2未満のバージョンにおいて、libfuseのio_uringサブシステムにuse-after-freeの脆弱性が存在します。ローカル攻撃者はFUSEファイルシステムのプロセスをクラッシュさせ、潜在的に任意のコードを実行する可能性があります。io_uringスレッドの作成がリソース枯渇(例:cgroupのpids.max)により失敗した場合、fuse_uring_start()はリングプール構造体を解放しますが、ダングリングポインタをセッション状態に保持し、その結果セッション終了時にuse-after-freeが発生します。この脆弱性はcgroupのpids.max制限によりスレッド作成が自然に制約されるコンテナ環境で確実に発生します。この問題はバージョン3.18.2で修正されています。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v3 による深刻度
基本値: 7.8 (重要) [その他]
  • 攻撃元区分: ローカル
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃に必要な特権レベル: 低
  • 利用者の関与: 不要
  • 影響の想定範囲: 変更なし
  • 機密性への影響(C): 高
  • 完全性への影響(I): 高
  • 可用性への影響(A): 高
影響を受けるシステム


libfuse Project
  • libfuse (FUSE) 3.18.0 以上 3.18.2 未満

本脆弱性の影響を受ける製品の詳細については、ベンダ情報および参考情報をご確認ください。
想定される影響

当該ソフトウェアが扱う全ての情報が外部に漏れる可能性があります。
また、当該ソフトウェアが扱う全ての情報が書き換えられる可能性があります。
さらに、当該ソフトウェアが完全に停止する可能性があります。
そして、この脆弱性を悪用した攻撃の影響は、他のソフトウェアには及びません。
対策

正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

GitHub
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 解放済みメモリの使用(CWE-416) [その他]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2026-33150
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2026-33150
  2. 関連文書 : Release fuse-3.18.2  libfuse/libfuse  GitHub
  3. 関連文書 : fuse-io-uring: Fix UAF and NULL deref in startup error path  libfuse/libfuse@49fcd89  GitHub
更新履歴

  • [2026年03月25日]
      掲載