【活用ガイド】

JVNDB-2026-008565

nghttp2 projectのnghttp2における到達可能なアサーションに関する脆弱性

概要

nghttp2はC言語で実装されたHypertext Transfer Protocol version 2の実装です。バージョン1.68.1以前では、ユーザーが利用する公開APIである`nghttp2_session_terminate_session`または`nghttp2_session_terminate_session2`がアプリケーションから呼び出されると、nghttp2ライブラリは受信データの読み取りを停止します。これらのAPIは、接続エラーにつながる状況をライブラリが検出した際に内部的に呼び出されることもあります。内部状態の検証が欠落していたため、これらのAPIのいずれかが呼び出された後もライブラリはデータの読み取りを続けてしまいます。その結果、FRAME_SIZE_ERRORを引き起こす不正なフレームを受信するとアサーション失敗が発生します。nghttp2 v1.68.1では、アサーション失敗を回避するために欠落していた状態検証が追加されました。既知の回避策は存在しません。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v3 による深刻度
基本値: 7.5 (重要) [その他]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃に必要な特権レベル: 不要
  • 利用者の関与: 不要
  • 影響の想定範囲: 変更なし
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): 高
影響を受けるシステム


nghttp2 project
  • nghttp2 1.68.1 未満

本脆弱性の影響を受ける製品の詳細については、ベンダ情報および参考情報をご確認ください。
想定される影響

当該ソフトウェアが扱う情報について、外部への漏えいは発生しません。
また、当該ソフトウェアが扱う情報について、書き換えは発生しません。
さらに、当該ソフトウェアが完全に停止する可能性があります。
そして、この脆弱性を悪用した攻撃の影響は、他のソフトウェアには及びません。
対策

正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

GitHub Openwall
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 到達可能なアサーション(CWE-617) [その他]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2026-27135
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2026-27135
  2. 関連文書 : Fix missing iframe->state validations to avoid assertion failure  nghttp2/nghttp2@5c7df8f  GitHub
更新履歴

  • [2026年03月25日]
      掲載