【活用ガイド】

JVNDB-2026-008302

traefikにおけるインジェクションに関する脆弱性

概要

TraefikはHTTPリバースプロキシおよびロードバランサーです。3.6.10より前のバージョンでは、HTTPRouteリソースに書き込みアクセス権を持つテナントが、サニタイズされていないヘッダーやクエリパラメータのマッチ値を介して、バッククオートで区切られたルールトークンをTraefikのルータールール言語に注入できます。共有ゲートウェイの展開環境では、これによりリスナーホスト名の制約を回避し、被害者のホスト名へのトラフィックを攻撃者が制御するバックエンドにリダイレクトする可能性があります。この脆弱性は3.6.10で修正されました。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v3 による深刻度
基本値: 6.5 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃に必要な特権レベル: 低
  • 利用者の関与: 不要
  • 影響の想定範囲: 変更なし
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): 高
  • 可用性への影響(A): なし
影響を受けるシステム


traefik
  • traefik 3.6.10 未満

本脆弱性の影響を受ける製品の詳細については、ベンダ情報および参考情報をご確認ください。
想定される影響

当該ソフトウェアが扱う情報について、外部への漏えいは発生しません。
また、当該ソフトウェアが扱う全ての情報が書き換えられる可能性があります。
さらに、当該ソフトウェアは停止しません。
そして、この脆弱性を悪用した攻撃の影響は、他のソフトウェアには及びません。
対策

正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

GitHub
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. インジェクション(CWE-74) [その他]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2026-29777
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2026-29777
  2. 関連文書 : Release v3.6.10  traefik/traefik  GitHub
更新履歴

  • [2026年03月24日]
      掲載