【活用ガイド】

JVNDB-2026-008243

Parse PlatformのParse Serverにおける再帰制御に関する脆弱性

概要

Parse Serverは、Node.jsを実行できる任意のインフラストラクチャにデプロイ可能なオープンソースのバックエンドです。バージョン9.6.0-alpha.21および8.6.45より前のバージョンでは、認証されていない攻撃者が非常に深くネストされたクエリ条件演算子を含む単一のリクエストを送信することで、Parse Serverプロセスをクラッシュさせる可能性がありました。これによりサーバーが終了し、接続中の全てのクライアントにサービス拒否が発生します。バージョン9.6.0-alpha.21および8.6.45以降では、`requestComplexity.queryDepth`サーバーオプションによりクエリ条件演算子のネストの深さ制限が追加されました。このオプションは破壊的変更を避けるためにデフォルトで無効になっています。対策として、アップグレードを行い、アプリに適した値でこのオプションを設定してください。既知の回避策はありません。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v3 による深刻度
基本値: 7.5 (重要) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃に必要な特権レベル: 不要
  • 利用者の関与: 不要
  • 影響の想定範囲: 変更なし
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): 高
影響を受けるシステム


Parse Platform
  • Parse Server 8.6.45 未満
  • Parse Server 9.0.0 以上 9.6.0 未満
  • Parse Server 9.6.0

本脆弱性の影響を受ける製品の詳細については、ベンダ情報および参考情報をご確認ください。
想定される影響

当該ソフトウェアが扱う情報について、外部への漏えいは発生しません。
また、当該ソフトウェアが扱う情報について、書き換えは発生しません。
さらに、当該ソフトウェアが完全に停止する可能性があります。
そして、この脆弱性を悪用した攻撃の影響は、他のソフトウェアには及びません。
対策

正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

GitHub
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 不適切な再帰制御(CWE-674) [その他]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2026-32944
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2026-32944
  2. 関連文書 : fix: Server crash via deeply nested query condition operators (GHSA-9xp9-j92r-p88v) by mtrezza  Pull Request #10203  parse-community/parse-server  GitHub
  3. 関連文書 : fix: Server crash via deeply nested query condition operators (GHSA-9xp9-j92r-p88v) by mtrezza  Pull Request #10202  parse-community/parse-server  GitHub
更新履歴

  • [2026年03月24日]
      掲載