【活用ガイド】

JVNDB-2026-008201

samtoolsにおけるNULL ポインタデリファレンスに関する脆弱性

概要

SAMtoolsは、生物情報学のファイル形式を読み取り、操作し、書き込むためのプログラムです。バージョン1.17以降、CRAMファイルの圧縮状態に関する情報を書き込むために使用されるcram-sizeコマンドでは、`cram_decode_compression_header()`が欠落しているかどうかを確認するチェックがありました。この関数がエラーを返すと、NULLポインタの逆参照が発生する可能性があります。このバグを悪用するとNULLポインタの逆参照が引き起こされ、通常はプログラムがクラッシュします。バージョン1.23.1、1.22.2、および1.21.1にはこの問題の修正が含まれています。この問題に対する回避策は存在しません。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v3 による深刻度
基本値: 7.5 (重要) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃に必要な特権レベル: 不要
  • 利用者の関与: 不要
  • 影響の想定範囲: 変更なし
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): 高
影響を受けるシステム


samtools
  • samtools 1.17 から 1.21.1
  • samtools 1.22 以上 1.22.2 未満
  • samtools 1.23

本脆弱性の影響を受ける製品の詳細については、ベンダ情報および参考情報をご確認ください。
想定される影響

当該ソフトウェアが扱う情報について、外部への漏えいは発生しません。
また、当該ソフトウェアが扱う情報について、書き換えは発生しません。
さらに、当該ソフトウェアが完全に停止する可能性があります。
そして、この脆弱性を悪用した攻撃の影響は、他のソフトウェアには及びません。
対策

正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

GitHub Openwall
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. NULL ポインタデリファレンス(CWE-476) [その他]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2026-31973
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2026-31973
  2. 関連文書 : Improve cram-size error handling.  samtools/samtools@06fc2a2  GitHub
更新履歴

  • [2026年03月24日]
      掲載