【活用ガイド】

JVNDB-2026-008136

OpenEMRにおけるパストラバーサルの脆弱性

概要

OpenEMRは無料でオープンソースの電子健康記録および医療業務管理アプリケーションです。バージョン8.0.0.2以前では、DICOMのzip/export機能が、zipファイル作成時にユーザー提供の宛先またはパスコンポーネントを使用しており、パストラバーサルシーケンス(例:`../`)のサニタイズを行っていませんでした。DICOMのアップロードおよびエクスポート権限を持つ攻撃者は、意図したディレクトリ外(ウェブルート下など)にファイルを書き込むことが可能であり、これにより任意のファイルを書き込むことや、PHPや他の実行可能ファイルが書き込まれた場合にリモートコード実行が発生する可能性があります。この問題はバージョン8.0.0.2で修正されています。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v3 による深刻度
基本値: 6.5 (警告) [その他]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃に必要な特権レベル: 低
  • 利用者の関与: 不要
  • 影響の想定範囲: 変更なし
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): 高
  • 可用性への影響(A): なし
影響を受けるシステム


OpenEMR
  • OpenEMR 8.0.0.2 未満

本脆弱性の影響を受ける製品の詳細については、ベンダ情報および参考情報をご確認ください。
想定される影響

当該ソフトウェアが扱う情報について、外部への漏えいは発生しません。
また、当該ソフトウェアが扱う全ての情報が書き換えられる可能性があります。
さらに、当該ソフトウェアは停止しません。
そして、この脆弱性を悪用した攻撃の影響は、他のソフトウェアには及びません。
対策

正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

GitHub
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. パス・トラバーサル(CWE-22) [その他]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2026-25928
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2026-25928
  2. 関連文書 : Merge commit from fork  openemr/openemr@ddcf04e  GitHub
更新履歴

  • [2026年03月23日]
      掲載