【活用ガイド】

JVNDB-2026-008115

H3におけるタイミングの違いに起因する情報漏えいに関する脆弱性

概要

H3は最小限のHTTPフレームワークです。バージョン2.0.0-rc.8から2.0.1-beta.0までの間で、requireBasicAuth関数において安全でない文字列比較(!==)の使用によりタイミングサイドチャネルの脆弱性が存在しました。これにより、攻撃者はサーバーの応答時間を測定して有効なパスワードを文字ごとに推測でき、パスワードの複雑性保護を効果的に回避できます。この問題はバージョン2.0.1-rc.9で修正されました。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v3 による深刻度
基本値: 5.9 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 高
  • 攻撃に必要な特権レベル: 不要
  • 利用者の関与: 不要
  • 影響の想定範囲: 変更なし
  • 機密性への影響(C): 高
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): なし
影響を受けるシステム


H3
  • H3 2.0.0
  • H3 2.0.1

本脆弱性の影響を受ける製品の詳細については、ベンダ情報および参考情報をご確認ください。
想定される影響

当該ソフトウェアが扱う全ての情報が外部に漏れる可能性があります。
また、当該ソフトウェアが扱う情報について、書き換えは発生しません。
さらに、当該ソフトウェアは停止しません。
そして、この脆弱性を悪用した攻撃の影響は、他のソフトウェアには及びません。
対策

正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

GitHub
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. タイミングの違いに起因する情報漏えい(CWE-208) [その他]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2026-33129
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2026-33129
  2. 関連文書 : Release v2.0.1-rc.9  h3js/h3  GitHub
  3. 関連文書 : fix(basic-auth): use jitter and  constant-time string comparison by pi0  Pull Request #1283  h3js/h3  GitHub
更新履歴

  • [2026年03月23日]
      掲載