【活用ガイド】

JVNDB-2026-007876

LinuxのLinux Kernelにおける有効期限後のメモリの解放の欠如に関する脆弱性

概要

Linuxカーネルにおいて、以下の脆弱性が修正されました。octeon_epのoctep_device_setup()関数内でメモリリークが発生していました。具体的には、octep_device_setup()内でoctep_ctrl_net_init()が失敗した場合に、マップされたリソースのマッピング解除や割り当てられた設定メモリの解放を行わずに関数が直接終了していました。この問題を修正するために、必要なクリーンアップ処理を実行するunsupported_devラベルにジャンプするようにしました。これにより、この関数内の他のエラーハンドリングのパスと整合しました。なお、コンパイルテストのみが実施されており、プロトタイプの静的解析ツールおよびコードレビューで問題が発見されました。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v3 による深刻度
基本値: 5.5 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ローカル
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃に必要な特権レベル: 低
  • 利用者の関与: 不要
  • 影響の想定範囲: 変更なし
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): 高
影響を受けるシステム


Linux
  • Linux Kernel 6.13 以上 6.18.9 未満
  • Linux Kernel 6.4 以上 6.6.123 未満
  • Linux Kernel 6.7 以上 6.12.69 未満
  • Linux Kernel 6.19

想定される影響

当該ソフトウェアが扱う情報について、外部への漏えいは発生しません。
また、当該ソフトウェアが扱う情報について、書き換えは発生しません。
さらに、当該ソフトウェアが完全に停止する可能性があります。
そして、この脆弱性を悪用した攻撃の影響は、他のソフトウェアには及びません。
対策

リリース情報、またはパッチ情報が公開されています。参考情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 有効期限後のメモリの解放の欠如(CWE-401) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2026-23160
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2026-23160
  2. 関連文書 : octeon_ep: Fix memory leak in octep_device_setup() - kernel/git/stable/linux.git - Linux kernel stable tree (https://git.kernel.org/stable/c/8016dc5ee19a77678c264f8ba368b1e873fa705b)
  3. 関連文書 : octeon_ep: Fix memory leak in octep_device_setup() - kernel/git/stable/linux.git - Linux kernel stable tree (https://git.kernel.org/stable/c/d753f3c3f9d7a6e6dbb4d3a97b73007d71624551)
  4. 関連文書 : octeon_ep: Fix memory leak in octep_device_setup() - kernel/git/stable/linux.git - Linux kernel stable tree (https://git.kernel.org/stable/c/fdfd28e13c244d7c3345e74f339fd1b67605b694)
  5. 関連文書 : octeon_ep: Fix memory leak in octep_device_setup() - kernel/git/stable/linux.git - Linux kernel stable tree (https://git.kernel.org/stable/c/5058d3f8f17202e673f90af1446252322bd0850f)
更新履歴

  • [2026年03月19日]
      掲載