【活用ガイド】

JVNDB-2026-007127

GOVCERT.LUのeml_parserにおけるパストラバーサルの脆弱性

概要

eml_parserは、emlファイルを解析し、メール内のさまざまな情報および計算された情報を返すPythonモジュールです。バージョン2.0.1以前では、公式のサンプルスクリプトexamples/recursively_extract_attachments.pyにパス・トラバーサルの脆弱性が存在し、意図した出力ディレクトリ外へ任意のファイルを書き込むことを許していました。解析されたメールから抽出された添付ファイル名がサニタイズなしで直接出力ファイルパスの構築に使用されていたため、攻撃者が制御するファイル名によってターゲットディレクトリから脱出される可能性がありました。この問題はバージョン2.0.1で修正されています。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v3 による深刻度
基本値: 5.5 (警告) [その他]
  • 攻撃元区分: ローカル
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃に必要な特権レベル: 不要
  • 利用者の関与: 要
  • 影響の想定範囲: 変更なし
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): 高
  • 可用性への影響(A): なし
影響を受けるシステム


GOVCERT.LU
  • eml_parser 2.0.1 未満

本脆弱性の影響を受ける製品の詳細については、ベンダ情報および参考情報をご確認ください。
想定される影響

当該ソフトウェアが扱う情報について、外部への漏えいは発生しません。
また、当該ソフトウェアが扱う全ての情報が書き換えられる可能性があります。
さらに、当該ソフトウェアは停止しません。
そして、この脆弱性を悪用した攻撃の影響は、他のソフトウェアには及びません。
対策

正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

GitHub
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. パス・トラバーサル(CWE-22) [その他]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2026-29780
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2026-29780
  2. 関連文書 : Security Contact Request  Responsible Disclosure  Issue #88  GOVCERT-LU/eml_parser
  3. 関連文書 : fixes #88  GOVCERT-LU/eml_parser@99af03a  GitHub
更新履歴

  • [2026年03月16日]
      掲載