【活用ガイド】

JVNDB-2026-006913

Machinery For Change, Inc.のmchange-commons-javaにおけるインジェクションに関する脆弱性

概要

mchange-commons-javaはJavaのユーティリティを提供するライブラリであり、JNDI機能の初期実装を模倣したコードを含んでいます。この中にはリモートの`factoryClassLocation`値をサポートする機能があり、これによって実行中のアプリケーション内でコードをダウンロードして呼び出すことが可能です。攻撃者が悪意のある細工を施した`javax.naming.Reference`またはシリアライズされたオブジェクトをアプリケーションに読み込ませると、悪意のあるコードのダウンロードと実行が引き起こされます。JDK内のこの機能の実装はデフォルトで`false`に設定されているシステムプロパティ`com.sun.jndi.ldap.object.trustURLCodebase`によって無効化されています。しかしmchange-commons-javaはJNDIの参照解決を独自に実装しているため、その実装を通じて参照を解決するc3p0などのライブラリは、JDKが強化された後でも悪意のあるコードのダウンロードと実行が発生する可能性があります。JDKの修正を反映し、mchange-commons-javaのJNDI機能はバージョン0.4.0以降、制限的なデフォルト値の構成パラメータによって制御されています。既知の回避策は存在しません。0.4.0より前のバージョンはアプリケーションクラスパス上での使用を避けるべきです。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v3 による深刻度
基本値: 9.8 (緊急) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃に必要な特権レベル: 不要
  • 利用者の関与: 不要
  • 影響の想定範囲: 変更なし
  • 機密性への影響(C): 高
  • 完全性への影響(I): 高
  • 可用性への影響(A): 高
影響を受けるシステム


Machinery For Change, Inc.
  • mchange-commons-java 0.4.0 未満

本脆弱性の影響を受ける製品の詳細については、ベンダ情報および参考情報をご確認ください。
想定される影響

当該ソフトウェアが扱う全ての情報が外部に漏れる可能性があります。
また、当該ソフトウェアが扱う全ての情報が書き換えられる可能性があります。
さらに、当該ソフトウェアが完全に停止する可能性があります。
そして、この脆弱性を悪用した攻撃の影響は、他のソフトウェアには及びません。
対策

正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

GitHub MOGWAI LABS GmbH
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. インジェクション(CWE-74) [その他]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2026-27727
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2026-27727
  2. 関連文書 : c3p0-v0.12.0 - JDBC3 Connection and Statement Pooling - Documentation (https://www.mchange.com/projects/c3p0/#security-note)
  3. 関連文書 : c3p0-v0.12.0 - JDBC3 Connection and Statement Pooling - Documentation (https://www.mchange.com/projects/c3p0/#configuring_security)
更新履歴

  • [2026年03月16日]
      掲載