【活用ガイド】

JVNDB-2026-006637

DockerのDocker CLIにおける制御されていない検索パスの要素に関する脆弱性

概要

Windows用のDocker CLIは、デフォルトで存在しないディレクトリC:\ProgramData\Docker\cli-plugins内でプラグインバイナリを検索します。権限の低い攻撃者はこのディレクトリを作成し、悪意のあるCLIプラグインバイナリ(docker-compose.exe、docker-buildx.exeなど)を配置できます。これにより、被害者ユーザーがDocker Desktopを開くかDocker CLIプラグイン機能を呼び出す際にこれらのバイナリが実行される可能性があります。docker CLIが特権ユーザーとして実行される場合、本問題により権限昇格が許される恐れがあります。本問題はDocker CLIのバージョン29.1.5までおよびgithub.com/docker/cli/cli-plugins/managerパッケージ(Docker ComposeなどのCLIプラグインマネージャとして機能するWindowsバイナリ)に影響します。本問題は非Windowsバイナリおよびプラグインマネージャコードを使用していないプロジェクトには影響を与えません。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v3 による深刻度
基本値: 8.0 (重要) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃に必要な特権レベル: 低
  • 利用者の関与: 要
  • 影響の想定範囲: 変更なし
  • 機密性への影響(C): 高
  • 完全性への影響(I): 高
  • 可用性への影響(A): 高
影響を受けるシステム


Docker
  • Docker CLI 29.1.5 およびそれ以前

想定される影響

当該ソフトウェアが扱う全ての情報が外部に漏れる可能性があります。
また、当該ソフトウェアが扱う全ての情報が書き換えられる可能性があります。
さらに、当該ソフトウェアが完全に停止する可能性があります。
そして、この脆弱性を悪用した攻撃の影響は、他のソフトウェアには及びません。
対策

リリース情報、またはパッチ情報が公開されています。参考情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 制御されていない検索パスの要素(CWE-427) [その他]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2025-15558
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2025-15558
  2. 関連文書 : cli-plugins/manager: remove legacy system-wide cli-plugin path by thaJeztah  Pull Request #6713  docker/cli  GitHub
  3. 関連文書 : Release notes | Docker Docs
更新履歴

  • [2026年03月11日]
      掲載