【活用ガイド】

JVNDB-2026-006366

BentoMLにおけるリンク解釈に関する脆弱性

概要

BentoMLは、AIアプリケーションおよびモデル推論に最適化されたオンラインサービングシステムを構築するためのPythonライブラリです。バージョン1.4.36以前では、safe_extract_tarfile()関数が各tarメンバーのパスが展開先ディレクトリ内にあることを検証しますが、シンボリックリンクのメンバーに対してはリンク自身のパスのみを検証し、リンクのターゲットは検証しません。攻撃者は、展開ディレクトリの外を指すシンボリックリンクを含む悪意のあるbento/model tarファイルを作成し、その後にシンボリックリンクを介して書き込みを行う通常のファイルを含めることで、ホストファイルシステム上で任意のファイルを書き込むことが可能です。この脆弱性はバージョン1.4.36で修正されています。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v3 による深刻度
基本値: 7.8 (重要) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ローカル
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃に必要な特権レベル: 不要
  • 利用者の関与: 要
  • 影響の想定範囲: 変更なし
  • 機密性への影響(C): 高
  • 完全性への影響(I): 高
  • 可用性への影響(A): 高
影響を受けるシステム


BentoML
  • BentoML 1.4.36 未満

本脆弱性の影響を受ける製品の詳細については、ベンダ情報および参考情報をご確認ください。
想定される影響

当該ソフトウェアが扱う全ての情報が外部に漏れる可能性があります。
また、当該ソフトウェアが扱う全ての情報が書き換えられる可能性があります。
さらに、当該ソフトウェアが完全に停止する可能性があります。
そして、この脆弱性を悪用した攻撃の影響は、他のソフトウェアには及びません。
対策

正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

GitHub
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. リンク解釈の問題(CWE-59) [その他]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2026-27905
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2026-27905
  2. 関連文書 : fix: validate symlink targets in safe_extract_tarfile (#5548)  bentoml/BentoML@4e0eb00  GitHub
更新履歴

  • [2026年03月09日]
      掲載