【活用ガイド】

JVNDB-2026-006151

OpenEMRにおける認証に関する脆弱性

概要

OpenEMRは無料かつオープンソースの電子カルテおよび医療業務管理アプリケーションです。バージョン8.0.0以前では、MedExコールバックエンドポイントに認証なしでトークンが漏洩する脆弱性が存在し、認証されていない訪問者が診療所のMedEx APIトークンを取得できました。その結果、サードパーティサービスの完全な乗っ取り、PHI(保護対象医療情報)の流出、MedExプラットフォーム上での不正操作、そしてHIPAA違反を引き起こす可能性がありました。この脆弱性は、エンドポイントで認証がバイパスされている($ignoreAuth = true)ことが原因で発生し、$_POST['callback_key']が提供されるとMedExにログインし、敏感なAPIトークンを含む完全なJSONレスポンスを返していました。この脆弱性はバージョン8.0.0で修正されています。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v3 による深刻度
基本値: 9.8 (緊急) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃に必要な特権レベル: 不要
  • 利用者の関与: 不要
  • 影響の想定範囲: 変更なし
  • 機密性への影響(C): 高
  • 完全性への影響(I): 高
  • 可用性への影響(A): 高
影響を受けるシステム


OpenEMR
  • OpenEMR 8.0.0 未満

本脆弱性の影響を受ける製品の詳細については、ベンダ情報および参考情報をご確認ください。
想定される影響

当該ソフトウェアが扱う全ての情報が外部に漏れる可能性があります。
また、当該ソフトウェアが扱う全ての情報が書き換えられる可能性があります。
さらに、当該ソフトウェアが完全に停止する可能性があります。
そして、この脆弱性を悪用した攻撃の影響は、他のソフトウェアには及びません。
対策

正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

GitHub
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 不適切な認証(CWE-287) [その他]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2026-24898
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2026-24898
  2. 関連文書 : Merge commit from fork  openemr/openemr@8e4de59  GitHub
更新履歴

  • [2026年03月06日]
      掲載