【活用ガイド】

JVNDB-2026-005705

FFmpegにおけるNULL ポインタデリファレンスに関する脆弱性

概要

FFmpegのFirequalizerフィルター(libavfilter/af_firequalizer.c)には、config_input()関数内でav_malloc_array()の戻り値のチェックが欠如しているため、NULLポインタデリファレンスの脆弱性があります。攻撃者は、Firequalizerフィルターが有効になっている状態で細工されたメディアファイルを被害者に処理させることで、この脆弱性を悪用できます。これにより、アプリケーションがNULLポインタをデリファレンスしてクラッシュし、サービス拒否が引き起こされる可能性があります。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v3 による深刻度
基本値: 5.5 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ローカル
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃に必要な特権レベル: 不要
  • 利用者の関与: 要
  • 影響の想定範囲: 変更なし
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): 高
影響を受けるシステム


FFmpeg
  • FFmpeg 3.2 以上 8.0 未満

本脆弱性の影響を受ける製品の詳細については、ベンダ情報および参考情報をご確認ください。
想定される影響

当該ソフトウェアが扱う情報について、外部への漏えいは発生しません。
また、当該ソフトウェアが扱う情報について、書き換えは発生しません。
さらに、当該ソフトウェアが完全に停止する可能性があります。
そして、この脆弱性を悪用した攻撃の影響は、他のソフトウェアには及びません。
対策

正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

レッドハット
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. NULL ポインタデリファレンス(CWE-476) [その他]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2025-10256
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2025-10256
  2. 関連文書 : avfilter/firequalizer: add dumpfile and dumpscale option  FFmpeg/FFmpeg@d3be186  GitHub
  3. 関連文書 : libavfilter/af_firequalizer: Add check for av_malloc_array()  FFmpeg/FFmpeg@a254624  GitHub
更新履歴

  • [2026年03月02日]
      掲載