【活用ガイド】

JVNDB-2026-005594

Zauberzeug GmbHのNiceGUIにおけるクロスサイトスクリプティングの脆弱性

概要

NiceGUIはPythonベースのUIフレームワークです。バージョン3.8.0より前のバージョンでは、クライアント側の要素に対してメソッドを実行するいくつかのNiceGUI API(`Element.run_method()`, `AgGrid.run_grid_method()`, `EChart.run_chart_method()`など)が、JavaScript側の`runMethod()`関数で`eval()`をフォールバックとして使用していました。ユーザー制御の入力がメソッド名として渡されると、攻撃者は被害者のブラウザで任意のJavaScriptを注入して実行できます。加えて、`Element.run_method()`と`Element.get_computed_prop()`はメソッド名やプロパティ名に対して`json.dumps()`ではなく文字列補間を使用していたため、クオート注入によって意図した文字列コンテキストを破壊できました。これらの問題はバージョン3.8.0で修正されています。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v3 による深刻度
基本値: 6.1 (警告) [その他]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃に必要な特権レベル: 不要
  • 利用者の関与: 要
  • 影響の想定範囲: 変更あり
  • 機密性への影響(C): 低
  • 完全性への影響(I): 低
  • 可用性への影響(A): なし
影響を受けるシステム


Zauberzeug GmbH
  • NiceGUI 3.8.0 未満

本脆弱性の影響を受ける製品の詳細については、ベンダ情報および参考情報をご確認ください。
想定される影響

当該ソフトウェアが扱う情報の一部が外部に漏れる可能性があります。
また、当該ソフトウェアが扱う情報の一部が書き換えられる可能性があります。
さらに、当該ソフトウェアは停止しません。
そして、この脆弱性を悪用した攻撃により、他のソフトウェアにも影響が及ぶ可能性があります。
対策

正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

GitHub
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. クロスサイトスクリプティング(CWE-79) [その他]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2026-27156
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2026-27156
  2. 関連文書 : Merge commit from fork  zauberzeug/nicegui@1861f59  GitHub
更新履歴

  • [2026年03月02日]
      掲載