【活用ガイド】

JVNDB-2026-005502

FreeRDPにおける複数の脆弱性

概要

FreeRDPはリモートデスクトッププロトコルの無料実装です。2.x系の2.11.8未満のバージョンおよび3.x系の3.23.0未満のバージョンには、FreeRDPクライアントのRDPGFXチャネルに境界外読み取りの脆弱性があります。この脆弱性により、悪意のあるRDPサーバーが、実際のパケット内データより大きい`bitmapDataLength`値を持つ細工されたWIRE_TO_SURFACE_2 PDUを送信すると、初期化されていないヒープメモリを読み取ることが可能になります。これによって、悪意のあるサーバーに接続したユーザーの情報が漏洩したり、クライアントがクラッシュしたりする恐れがあります。バージョン2.11.8および3.23.0でこの問題は修正されています。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v3 による深刻度
基本値: 8.1 (重要) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃に必要な特権レベル: 不要
  • 利用者の関与: 要
  • 影響の想定範囲: 変更なし
  • 機密性への影響(C): 高
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): 高
影響を受けるシステム


FreeRDP
  • FreeRDP 2.0.0 以上 2.11.8 未満
  • FreeRDP 3.0.0 以上 3.23.0 未満

本脆弱性の影響を受ける製品の詳細については、ベンダ情報および参考情報をご確認ください。
想定される影響

当該ソフトウェアが扱う全ての情報が外部に漏れる可能性があります。
また、当該ソフトウェアが扱う情報について、書き換えは発生しません。
さらに、当該ソフトウェアが完全に停止する可能性があります。
そして、この脆弱性を悪用した攻撃の影響は、他のソフトウェアには及びません。
対策

正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

GitHub
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 境界外読み取り(CWE-125) [その他]
  2. 不適切な入力確認(CWE-20) [その他]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2026-25941
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2026-25941
  2. 関連文書 : [channels,rdpgfx] check available stream length  FreeRDP/FreeRDP@2e3b77e  GitHub
更新履歴

  • [2026年03月02日]
      掲載