【活用ガイド】

JVNDB-2026-005276

Fleet Device Managementのfleetにおけるデジタル署名の検証に関する脆弱性

概要

Fleetはオープンソースのデバイス管理ソフトウェアです。バージョン4.78.3、4.77.1、4.76.2、4.75.2、および4.53.3より前のバージョンには、FleetのWindows MDM登録フローに脆弱性が存在しており、攻撃者が適切に検証されていない偽造認証トークンを送信できる可能性があります。JWT署名が検証されなかったため、Fleetは攻撃者が制御するIDクレームを受け入れ、不正なデバイスを任意のAzure ADユーザーIDで登録できる状態でした。バージョン4.78.3、4.77.1、4.76.2、4.75.2、および4.53.3でこの問題は修正されています。直ちにアップグレードが不可能な場合、影響を受けるFleetユーザーは一時的にWindows MDMを無効にすることが推奨されます。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v3 による深刻度
基本値: 9.8 (緊急) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃に必要な特権レベル: 不要
  • 利用者の関与: 不要
  • 影響の想定範囲: 変更なし
  • 機密性への影響(C): 高
  • 完全性への影響(I): 高
  • 可用性への影響(A): 高
影響を受けるシステム


Fleet Device Management
  • fleet 4.53.3 未満
  • fleet 4.75.0 以上 4.75.2 未満
  • fleet 4.76.0 以上 4.76.2 未満
  • fleet 4.78.0 以上 4.78.3 未満
  • fleet 4.77.0

本脆弱性の影響を受ける製品の詳細については、ベンダ情報および参考情報をご確認ください。
想定される影響

当該ソフトウェアが扱う全ての情報が外部に漏れる可能性があります。
また、当該ソフトウェアが扱う全ての情報が書き換えられる可能性があります。
さらに、当該ソフトウェアが完全に停止する可能性があります。
そして、この脆弱性を悪用した攻撃の影響は、他のソフトウェアには及びません。
対策

正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

GitHub
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. デジタル署名の不適切な検証(CWE-347) [その他]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2026-23518
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2026-23518
  2. 関連文書 : Improve Microsoft endpoint validation (#38180)  fleetdm/fleet@e225ef5  GitHub
更新履歴

  • [2026年03月02日]
      掲載