【活用ガイド】

JVNDB-2026-005225

Stefan Bergerのlibtpmsにおける複数の脆弱性

概要

libtpmsはTrusted Platform Moduleのソフトウェアエミュレーションを提供するライブラリであり、バージョン0.10.0および0.10.1に欠陥が存在します。libtpmsとOpenSSL 3.xの一般的な統合において、特定の対称暗号を使用した際に返されるIV(初期化ベクター)に関連する脆弱性が含まれていました。本来は呼び出し元に最後のIVを返すべきところが、初期のIVが返されてしまい、その結果として暗号化および復号の後続ステップが弱体化していました。この脆弱性による最大の脅威はデータの機密性に影響を及ぼすことです。バージョン0.10.2でこの問題は修正されています。既知の回避策は存在しません。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v3 による深刻度
基本値: 5.5 (警告) [その他]
  • 攻撃元区分: ローカル
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃に必要な特権レベル: 低
  • 利用者の関与: 不要
  • 影響の想定範囲: 変更なし
  • 機密性への影響(C): 高
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): なし
影響を受けるシステム


Stefan Berger
  • libtpms 0.10.0 以上 0.10.2 未満

本脆弱性の影響を受ける製品の詳細については、ベンダ情報および参考情報をご確認ください。
想定される影響

当該ソフトウェアが扱う全ての情報が外部に漏れる可能性があります。
また、当該ソフトウェアが扱う情報について、書き換えは発生しません。
さらに、当該ソフトウェアは停止しません。
そして、この脆弱性を悪用した攻撃の影響は、他のソフトウェアには及びません。
対策

正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

GitHub
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 不完全、または危険な暗号アルゴリズムの使用(CWE-327) [その他]
  2. 不十分なランダム値の使用(CWE-330) [その他]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2026-21444
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2026-21444
  2. 関連文書 : Bug: Updated IV returned from AES encryption/decryption is wrong (since v0.10)  Issue #541  stefanberger/libtpms
  3. 関連文書 : tpm2: Fix retrieval of updated IV when using OpenSSL >= 3.0  stefanberger/libtpms@33c9ff0  GitHub
更新履歴

  • [2026年02月27日]
      掲載