【活用ガイド】

JVNDB-2026-005038

free5gcのgo-upfにおけるヒープベースのバッファオーバーフローの脆弱性

概要

free5GCのgo-upfは、free5GCプロジェクトの一部である5Gネットワーク向けのユーザプレーン機能(UPF)の実装です。バージョン1.2.8より前のものには、ヒープベースのバッファオーバーフロー(CWE-122)の脆弱性が存在し、サービス拒否を引き起こす可能性があります。リモートの攻撃者は、無効なSDFフィルタ長フィールドを含む特別に細工されたPFCPセッション修正要求を送信することで、UPFネットワーク要素をクラッシュさせることが可能です。これによりヒープバッファオーバーフローが発生し、接続されたすべてのUEに対する完全なサービス停止と、SMFに影響を及ぼす連鎖的な障害が生じる可能性があります。UPFコンポーネントを使用しているすべてのfree5GCの導入環境は影響を受けます。go-upfのバージョン1.2.8にはこの問題の修正が含まれています。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v3 による深刻度
基本値: 7.5 (重要) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃に必要な特権レベル: 不要
  • 利用者の関与: 不要
  • 影響の想定範囲: 変更なし
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): 高
影響を受けるシステム


free5gc
  • go-upf 1.2.8 未満

本脆弱性の影響を受ける製品の詳細については、ベンダ情報および参考情報をご確認ください。
想定される影響

当該ソフトウェアが扱う情報について、外部への漏えいは発生しません。
また、当該ソフトウェアが扱う情報について、書き換えは発生しません。
さらに、当該ソフトウェアが完全に停止する可能性があります。
そして、この脆弱性を悪用した攻撃の影響は、他のソフトウェアには及びません。
対策

正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

GitHub
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. ヒープベースのバッファオーバーフロー(CWE-122) [その他]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2025-69247
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2025-69247
  2. 関連文書 : Fix/issue746 by DBGR18  Pull Request #85  free5gc/go-upf  GitHub
  3. 関連文書 : Merge pull request #85 from DBGR18/fix/issue746  free5gc/go-upf@b798fe5  GitHub
更新履歴

  • [2026年02月27日]
      掲載