【活用ガイド】

JVNDB-2026-004740

vLLMにおけるログファイルからの情報漏えいに関する脆弱性

概要

vLLMは大規模言語モデル(LLM)の推論およびサービングエンジンです。バージョン0.8.3から0.14.1未満までの間に、vLLMのマルチモーダルエンドポイントに無効な画像が送信されると、PILがエラーを投げます。vLLMはこのエラーをクライアントに返し、ヒープアドレスを漏洩させます。この漏洩により、ASLRの推測回数が40億回から約8回に減少します。この脆弱性は、OpenCV/FFmpegのJPEG2000デコーダにおけるヒープオーバーフローと連鎖させることで、リモートコード実行を達成する可能性があります。この脆弱性はバージョン0.14.1で修正されました。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v3 による深刻度
基本値: 9.8 (緊急) [その他]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃に必要な特権レベル: 不要
  • 利用者の関与: 不要
  • 影響の想定範囲: 変更なし
  • 機密性への影響(C): 高
  • 完全性への影響(I): 高
  • 可用性への影響(A): 高
影響を受けるシステム


vLLM
  • vLLM 0.8.3 以上 0.14.1 未満

本脆弱性の影響を受ける製品の詳細については、ベンダ情報および参考情報をご確認ください。
想定される影響

当該ソフトウェアが扱う全ての情報が外部に漏れる可能性があります。
また、当該ソフトウェアが扱う全ての情報が書き換えられる可能性があります。
さらに、当該ソフトウェアが完全に停止する可能性があります。
そして、この脆弱性を悪用した攻撃の影響は、他のソフトウェアには及びません。
対策

正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

GitHub
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. ログファイルからの情報漏えい(CWE-532) [その他]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2026-22778
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2026-22778
  2. 関連文書 : [Frontend] Standardize use of `create_error_response` by DarkLight1337  Pull Request #32319  vllm-project/vllm  GitHub
  3. 関連文書 : Release v0.14.1  vllm-project/vllm  GitHub
  4. 関連文書 : [Frontend] Improve error message by DarkLight1337  Pull Request #31987  vllm-project/vllm  GitHub
更新履歴

  • [2026年02月25日]
      掲載