【活用ガイド】

JVNDB-2026-004469

OpenClawにおけるコマンドインジェクションの脆弱性

概要

OpenClawはパーソナルAIアシスタントです。バージョン2026.2.15以前のOpenClawは、現在の作業ディレクトリ(ワークスペースパス)をサニタイズせずにエージェントのシステムプロンプトに埋め込んでいました。攻撃者が制御文字や改行、Unicodeの双方向制御文字やゼロ幅マーカーなどのフォーマット文字を含むディレクトリ内でOpenClawを実行させた場合、これらの文字がプロンプトの構造を壊し、攻撃者が制御する命令を注入できる可能性がありました。バージョン2026.2.15以降では、ワークスペースパスはLLMプロンプトの出力に埋め込む前にサニタイズされ、Unicodeの制御文字やフォーマット文字、明示的な改行・段落区切りが除去されます。ワークスペースパスの解決時にも同様のサニタイズが防御層として適用されます。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v3 による深刻度
基本値: 7.8 (重要) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ローカル
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃に必要な特権レベル: 低
  • 利用者の関与: 不要
  • 影響の想定範囲: 変更なし
  • 機密性への影響(C): 高
  • 完全性への影響(I): 高
  • 可用性への影響(A): 高
影響を受けるシステム


OpenClaw
  • OpenClaw 2026.2.15 未満

本脆弱性の影響を受ける製品の詳細については、ベンダ情報および参考情報をご確認ください。
想定される影響

当該ソフトウェアが扱う全ての情報が外部に漏れる可能性があります。
また、当該ソフトウェアが扱う全ての情報が書き換えられる可能性があります。
さらに、当該ソフトウェアが完全に停止する可能性があります。
そして、この脆弱性を悪用した攻撃の影響は、他のソフトウェアには及びません。
対策

正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

GitHub
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. コマンドインジェクション(CWE-77) [その他]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2026-27001
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2026-27001
  2. 関連文書 : Release openclaw 2026.2.15  openclaw/openclaw  GitHub
  3. 関連文書 : fix(security): harden prompt path sanitization  openclaw/openclaw@6254e96  GitHub
更新履歴

  • [2026年02月24日]
      掲載