【活用ガイド】

JVNDB-2026-004037

OpenSatKitにおけるスタックベースのバッファオーバーフローの脆弱性

概要

OpenSatKit 2.2.1に問題が発見されました。EventErrStrバッファは固定サイズの256バイトです。コードはsprintfを使用して2つのファイル名(Source1FilenameとFileUtil_FileStateStrから返される文字列)をこのバッファに長さチェックなしで、かつ%.*sのような長さ制限付き書式指定子を使わずにフォーマットしています。ファイル名の長さがOS_MAX_PATH_LEN(一般的に64から256バイト)に近づくと、定数テキストと共にフォーマットされた文字列が256バイトを超え、スタックバッファオーバーフローが発生します。このような安全でないsprintf呼び出しはfile.c内の複数の関数(FILE_ConcatenateCmd()やConcatenateFiles()を含む)に散在しており、いずれも出力長の検証に失敗しています。これによりバッファオーバーフローの脆弱性が発生します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v3 による深刻度
基本値: 9.8 (緊急) [その他]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃に必要な特権レベル: 不要
  • 利用者の関与: 不要
  • 影響の想定範囲: 変更なし
  • 機密性への影響(C): 高
  • 完全性への影響(I): 高
  • 可用性への影響(A): 高
影響を受けるシステム


OpenSatKit
  • OpenSatKit 2.2.1

本脆弱性の影響を受ける製品の詳細については、ベンダ情報および参考情報をご確認ください。
想定される影響

当該ソフトウェアが扱う全ての情報が外部に漏れる可能性があります。
また、当該ソフトウェアが扱う全ての情報が書き換えられる可能性があります。
さらに、当該ソフトウェアが完全に停止する可能性があります。
そして、この脆弱性を悪用した攻撃の影響は、他のソフトウェアには及びません。
対策

正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

GitHub
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. スタックベースのバッファオーバーフロー(CWE-121) [その他]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2025-70085
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2025-70085
  2. 関連文書 : Release Video training baeline  OpenSatKit/OpenSatKit  GitHub
  3. 関連文書 : GitHub - OpenSatKit/OpenSatKit: Core Flight System (cFS) Application Developer's Kit
更新履歴

  • [2026年02月19日]
      掲載