【活用ガイド】

JVNDB-2026-003945

Grist LabsのGristにおけるインジェクションに関する脆弱性

概要

GristはPythonを数式言語として使用するスプレッドシートソフトウェアです。Gristは、ユーザーが信頼できないスプレッドシートを扱う場合に備えて、それらの数式をサンドボックス内で実行するいくつかの方法を提供しています。その方法の一つはpyodideで実行することですが、node上のpyodideには十分なサンドボックスの障壁がありません。Gristのユーザーが`GRIST_SANDBOX_FLAVOR`を`pyodide`に設定し、悪意のある文書を開いた場合、その文書はGristをホストするサーバー上で任意のプロセスを実行する可能性があります。この問題は、pyodideをdenoの下で実行することでGristバージョン1.7.9以降で対処されています。回避策として、ユーザーは`GRIST_SANDBOX_FLAVOR`を`gvisor`に設定してgvisorベースのサンドボックスを使用できます。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v3 による深刻度
基本値: 9.6 (緊急) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃に必要な特権レベル: 不要
  • 利用者の関与: 要
  • 影響の想定範囲: 変更あり
  • 機密性への影響(C): 高
  • 完全性への影響(I): 高
  • 可用性への影響(A): 高
影響を受けるシステム


Grist Labs
  • Grist 1.7.9 未満

本脆弱性の影響を受ける製品の詳細については、ベンダ情報および参考情報をご確認ください。
想定される影響

当該ソフトウェアが扱う全ての情報が外部に漏れる可能性があります。
また、当該ソフトウェアが扱う全ての情報が書き換えられる可能性があります。
さらに、当該ソフトウェアが完全に停止する可能性があります。
そして、この脆弱性を悪用した攻撃により、他のソフトウェアにも影響が及ぶ可能性があります。
対策

正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

GitHub
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. インジェクション(CWE-74) [その他]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2026-24002
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2026-24002
  2. 関連文書 : Self-hosted Grist - Grist Help Center
更新履歴

  • [2026年02月19日]
      掲載