【活用ガイド】

JVNDB-2026-003445

docoptのdocopt.cppにおける整数オーバーフローの脆弱性

概要

docopt.cpp v0.6.2(docopt_private.h内のLeafPattern::match)における符号付き整数のオーバーフローは、出現カウンターのマージ時(例:デフォルトのLONG_MAXと最初のユーザー指定「-v/--verbose」の組み合わせ)にカウンターの巻き戻し(負の数または無制限を意味する)を引き起こします。このため、出現数に基づいた制限、レートゲーティング、安全トグルに依存するアプリケーションにおいて、ロジックやポリシーをバイパスされる可能性があります。強化ビルド(例:UBSanや-ftrapv)では、オーバーフローがプロセスの中断(DoS)を引き起こす場合もあります。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v3 による深刻度
基本値: 4.4 (警告) [その他]
  • 攻撃元区分: ローカル
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃に必要な特権レベル: 不要
  • 利用者の関与: 要
  • 影響の想定範囲: 変更なし
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): 低
  • 可用性への影響(A): 低
影響を受けるシステム


docopt
  • docopt.cpp 0.6.2

本脆弱性の影響を受ける製品の詳細については、ベンダ情報および参考情報をご確認ください。
想定される影響

当該ソフトウェアが扱う情報について、外部への漏えいは発生しません。
また、当該ソフトウェアが扱う情報の一部が書き換えられる可能性があります。
さらに、当該ソフトウェアの一部が停止する可能性があります。
そして、この脆弱性を悪用した攻撃の影響は、他のソフトウェアには及びません。
対策

正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

GitHub
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 整数オーバーフローまたはラップアラウンド(CWE-190) [その他]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2025-67125
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2025-67125
  2. 関連文書 : GitHub - docopt/docopt.cpp: C++11 port of docopt
更新履歴

  • [2026年02月13日]
      掲載