【活用ガイド】

JVNDB-2026-002775

Open JS FoundationのESLintにおける再帰制御に関する脆弱性

概要

eslintのバージョン9.26.0より前において、eslint/lib/shared/serialization.jsで循環参照を持つオブジェクトをシリアライズする際にスタックオーバーフローの脆弱性が存在します。この脆弱性はRuleTester.run()メソッドを通じて引き起こされます。このメソッドはテストケースを検証し、重複をチェックします。検証中に内部関数checkDuplicateTestCase()が呼び出され、これがシリアライズチェックのためにisSerializable()関数を使用します。循環参照のオブジェクトが渡されると、isSerializable()は無限再帰に入り、最終的にスタックオーバーフローを引き起こします。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v3 による深刻度
基本値: 5.5 (警告) [その他]
  • 攻撃元区分: ローカル
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃に必要な特権レベル: 不要
  • 利用者の関与: 要
  • 影響の想定範囲: 変更なし
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): 高
影響を受けるシステム


Open JS Foundation
  • ESLint 9.26.0 未満

本脆弱性の影響を受ける製品の詳細については、ベンダ情報および参考情報をご確認ください。
想定される影響

当該ソフトウェアが扱う情報について、外部への漏えいは発生しません。
また、当該ソフトウェアが扱う情報について、書き換えは発生しません。
さらに、当該ソフトウェアが完全に停止する可能性があります。
そして、この脆弱性を悪用した攻撃の影響は、他のソフトウェアには及びません。
対策

正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

GitHub
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 不適切な再帰制御(CWE-674) [その他]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2025-50537
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2025-50537
更新履歴

  • [2026年02月06日]
      掲載