【活用ガイド】

JVNDB-2026-001745

ジュニパーネットワークスのJunos OSにおける例外的な状態の処理に関する脆弱性

概要

Juniper Networks Junos OS の SRX シリーズのパケット転送エンジン (PFE) における例外条件の不適切な処理により、認証されていないネットワークベースの攻撃者が特定の ICMP パケットを GRE トンネル経由で送信すると、PFE がクラッシュして再起動を引き起こす可能性があります。PowerMode IPsec (PMI) と GRE パフォーマンス加速が有効になっている場合に特定の ICMP パケットを受信すると、SRX PFE がクラッシュし、トラフィックが喪失します。PMI はデフォルトで有効であり、GRE パフォーマンス加速は特定の設定コマンドの実行により有効になります。PMI は Vector Packet Processing を用いて IPsec のパフォーマンスを向上させる動作モードです。なお、PMI と GRE パフォーマンス加速の組み合わせは特定の SRX プラットフォームでのみサポートされています。本問題は以下のバージョンの SRX シリーズ用 Junos OS に影響を与えます。- 21.4R3-S12 より前の全バージョン- 22.4 の 22.4R3-S8 より前- 23.2 の 23.2R2-S5 より前- 23.4 の 23.4R2-S5 より前- 24.2 の 24.2R2-S3 より前- 24.4 の 24.4R2-S1 より前- 25.2 の 25.2R1-S1 と 25.2R2 より前です。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v3 による深刻度
基本値: 7.5 (重要) [その他]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃に必要な特権レベル: 不要
  • 利用者の関与: 不要
  • 影響の想定範囲: 変更なし
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): 高
影響を受けるシステム


ジュニパーネットワークス
  • Junos OS 21.4 未満
  • Junos OS 21.4
  • Junos OS 22.4
  • Junos OS 23.2
  • Junos OS 23.4
  • Junos OS 24.2
  • Junos OS 24.4
  • Junos OS 25.2

本脆弱性の影響を受ける製品の詳細については、ベンダ情報および参考情報をご確認ください。
想定される影響

当該ソフトウェアが扱う情報について、外部への漏えいは発生しません。
また、当該ソフトウェアが扱う情報について、書き換えは発生しません。
さらに、当該ソフトウェアが完全に停止する可能性があります。
そして、この脆弱性を悪用した攻撃の影響は、他のソフトウェアには及びません。
対策

正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

ジュニパーネットワークス
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 例外的な状態における不適切な処理(CWE-755) [その他]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2026-21906
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2026-21906
  2. 関連文書 : PowerMode IPsec | Junos OS | Juniper Networks
更新履歴

  • [2026年01月26日]
      掲載