【活用ガイド】

JVNDB-2026-001100

GPSD projectのgpsdにおける整数アンダーフローの脆弱性

概要

gpsd のバージョン ffa1d6f40bca0b035fc7f5e563160ebb67199da7 より前の `gpsd/packet.c` にある `nextstate()` 関数には、整数アンダーフローの脆弱性が存在します。NAVCOM パケットを解析する際、`lexer->length = (size_t)c - 4` でペイロードの長さが計算されますが、入力バイト `c` が 4 未満かどうかのチェックが行われていません。そのため、符号なし整数のアンダーフローが発生し、`lexer->length` に非常に大きな値(`SIZE_MAX` 付近)が設定されます。その結果、パーサは大量のバイトを消費しようとしてループに入り、CPU 使用率が100%となり、サービス拒否(DoS)状態が発生します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v3 による深刻度
基本値: 7.5 (重要) [その他]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃に必要な特権レベル: 不要
  • 利用者の関与: 不要
  • 影響の想定範囲: 変更なし
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): 高
影響を受けるシステム


GPSD project
  • gpsd 3.27.1 未満

本脆弱性の影響を受ける製品の詳細については、ベンダ情報および参考情報をご確認ください。
想定される影響

当該ソフトウェアが扱う情報について、外部への漏えいは発生しません。
また、当該ソフトウェアが扱う情報について、書き換えは発生しません。
さらに、当該ソフトウェアが完全に停止する可能性があります。
そして、この脆弱性を悪用した攻撃の影響は、他のソフトウェアには及びません。
対策

正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

GitHub
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 整数アンダーフロー(CWE-191) [その他]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2025-67269
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2025-67269
  2. 関連文書 : gpsd/packet.c: Fix integer underflow is malicious Navcom packet (ffa1d6f4)  コミット  gpsd / gpsd  GitLab
  3. 関連文書 : gpsd / gpsd  GitLab
更新履歴

  • [2026年01月13日]
      掲載