【活用ガイド】

JVNDB-2026-001039

 yhiroseのcpp-httplibにおけるCRLF インジェクションの脆弱性

概要

cpp-httplibは、C++11で実装された単一ファイルのヘッダオンリー型クロスプラットフォームHTTP/HTTPSライブラリです。バージョン0.30.0以前では、「write_headers」関数がユーザーから提供されたヘッダー内のCRおよびLF文字のチェックを行っていませんでした。このため、信頼されていないヘッダー値がヘッダー行をエスケープできてしまいます。この脆弱性により、攻撃者は追加のヘッダーを挿入したり、リクエストボディを予期せず変更したり、SSRF(サーバーサイドリクエストフォージェリ)攻撃を引き起こすことが可能です。HTTP/1.1パイプライニング(springbootやpython twistedなど)をサポートするサーバーと組み合わせた場合、SSRF攻撃に悪用される可能性があります。バージョン0.30.0でこの問題は修正されました。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v3 による深刻度
基本値: 7.5 (重要) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃に必要な特権レベル: 不要
  • 利用者の関与: 不要
  • 影響の想定範囲: 変更なし
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): 高
  • 可用性への影響(A): なし
影響を受けるシステム


yhirose
  • cpp-httplib 0.30.0 未満

本脆弱性の影響を受ける製品の詳細については、ベンダ情報および参考情報をご確認ください。
想定される影響

当該ソフトウェアが扱う情報について、外部への漏えいは発生しません。
また、当該ソフトウェアが扱う全ての情報が書き換えられる可能性があります。
さらに、当該ソフトウェアは停止しません。
そして、この脆弱性を悪用した攻撃の影響は、他のソフトウェアには及びません。
対策

正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

GitHub
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. CRLF インジェクション(CWE-93) [その他]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2026-21428
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2026-21428
  2. 関連文書 : Release v0.30.0  yhirose/cpp-httplib  GitHub
  3. 関連文書 : Merge commit from fork  yhirose/cpp-httplib@98048a0  GitHub
更新履歴

  • [2026年01月08日]
      掲載