【活用ガイド】

[English]

JVNDB-2026-000103

エレコム製無線LANルーターおよび無線アクセスポイントにおける複数の脆弱性(2026年7月)

概要

エレコム株式会社が提供する無線LANルーターおよび無線アクセスポイントには、次の複数の脆弱性が存在します。
  • 設定画面における反射型クロスサイトスクリプティング(CWE-79)- CVE-2026-44387
  • 設定画面におけるOSコマンドインジェクション(CWE-78)- CVE-2026-59764
  • 設定の復元におけるOSコマンドインジェクション(CWE-78)- CVE-2026-61376

CVE-2026-44387
この脆弱性情報は、情報セキュリティ早期警戒パートナーシップに基づき下記の方がIPAに報告し、JPCERT/CCが開発者との調整を行いました。
報告者:GMOサイバーセキュリティ byイエラエ株式会社 石井 健太郎 氏

CVE-2026-59764
この脆弱性情報は、情報セキュリティ早期警戒パートナーシップに基づき下記の方がIPAに報告し、JPCERT/CCが開発者との調整を行いました。
報告者:三井物産セキュアディレクション株式会社 田邊 博文 氏

CVE-2026-61376
この脆弱性情報は、下記の方が製品開発者に直接報告し、製品開発者との調整を経て、製品利用者への周知を目的にJVNでの公表に至りました。
報告者:川杉倫太郎 氏
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v3 による深刻度
基本値: 7.2 (重要) [IPA値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃に必要な特権レベル: 高
  • 利用者の関与: 不要
  • 影響の想定範囲: 変更なし
  • 機密性への影響(C): 高
  • 完全性への影響(I): 高
  • 可用性への影響(A): 高
CVSS v4 による深刻度
基本値: 8.6 (重要) [IPA値]
  • 攻撃元区分 (AV): ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ (AC): 低
  • 攻撃要件 (AT): なし
  • 攻撃に必要な特権レベル (PR): 高
  • 利用者の関与 (UI): なし
  • 脆弱なシステムへの影響
  • 機密性への影響 (VC): 高
  • 完全性への影響 (VI): 高
  • 可用性への影響 (VA): 高
  • 後続システムへの影響
  • 機密性への影響 (SC): なし
  • 完全性への影響 (SI): なし
  • 可用性への影響 (SA): なし
※上記は、CVE-2026-59764の評価になります。


CVSS v3 による深刻度
基本値: 7.2(重要) [IPA値]
  • 攻撃元区分 : ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ : 低
  • 攻撃に必要な特権レベル : 高
  • 利用者の関与 : 不要
  • 影響の想定範囲 : 変更なし
  • 機密性への影響 : 高
  • 完全性への影響 : 高
  • 可用性への影響 : 高
CVSS v4 による深刻度
基本値: 8.6 (重要) [IPA値]
  • 攻撃元区分 (AV): ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ (AC): 低
  • 攻撃要件 (AT): なし
  • 攻撃に必要な特権レベル (PR): 高
  • 利用者の関与 (UI): なし
  • 脆弱なシステムへの影響
  • 機密性への影響 (VC): 高
  • 完全性への影響 (VI): 高
  • 可用性への影響 (VA): 高
  • 後続システムへの影響
  • 機密性への影響 (SC): なし
  • 完全性への影響 (SI): なし
  • 可用性への影響 (SA): なし
※上記は、CVE-2026-61376の評価になります。


CVSS v3 による深刻度
基本値: 5.2(警告) [IPA値]
  • 攻撃元区分 : 隣接ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ : 低
  • 攻撃に必要な特権レベル : 不要
  • 利用者の関与 : 必要
  • 影響の想定範囲 : 変更あり
  • 機密性への影響 : 低
  • 完全性への影響 : 低
  • 可用性への影響 : なし
CVSS v4 による深刻度
基本値: 5.1 (警告) [IPA値]
  • 攻撃元区分 (AV): 隣接ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ (AC): 低
  • 攻撃要件 (AT): なし
  • 攻撃に必要な特権レベル (PR): 不要
  • 利用者の関与 (UI): 受動
  • 脆弱なシステムへの影響
  • 機密性への影響 (VC): なし
  • 完全性への影響 (VI): なし
  • 可用性への影響 (VA): なし
  • 後続システムへの影響
  • 機密性への影響 (SC): 低
  • 完全性への影響 (SI): 低
  • 可用性への影響 (SA): なし
※上記は、CVE-2026-44387の評価になります。
影響を受けるシステム


エレコム株式会社
  • WAB-I1750-PS v2.0.5およびそれ以前のバージョン(CVE-2026-44387、CVE-2026-61376)
  • WAB-S1167-PS v2.0.5およびそれ以前のバージョン(CVE-2026-44387、CVE-2026-61376)
  • WAB-M1775-PS v2.1.9およびそれ以前のバージョン(CVE-2026-44387、CVE-2026-61376)
  • WAB-M2133 v2.0.5およびそれ以前のバージョン(CVE-2026-44387、CVE-2026-61376)
  • WAB-S1775 v2.1.9およびそれ以前のバージョン(CVE-2026-44387、CVE-2026-61376)
  • WRC-X3000GS3-B v1.06およびそれ以前のバージョン(CVE-2026-59764)
  • WRC-X3000GS3A-B v1.06およびそれ以前のバージョン(CVE-2026-59764)

想定される影響

想定される影響は各脆弱性により異なりますが、次のような影響を受ける可能性があります。
  • 当該製品の設定画面にアクセスしたユーザのウェブブラウザ上で、任意のスクリプトを実行される(CVE-2026-44387)
  • 当該製品にログイン可能な攻撃者によって、任意のOSコマンドを実行される(CVE-2026-59764、CVE-2026-61376)
対策

[アップデートする]
開発者が提供する情報をもとに、ファームウェアを最新版へアップデートしてください。
ベンダ情報

エレコム株式会社
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. OSコマンドインジェクション(CWE-78) [IPA評価]
  2. クロスサイトスクリプティング(CWE-79) [IPA評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2026-44387
  2. CVE-2026-59764
  3. CVE-2026-61376
参考情報

  1. JVN : JVN#56870912
更新履歴

  • [2026年07月28日]
     掲載