【活用ガイド】

[English]

JVNDB-2026-000053

EmoCheckにおけるDLL読み込みに関する脆弱性

概要

一般社団法人JPCERTコーディネーションセンターが提供するEmoCheckはマルウェア「Emotet」の感染確認ツールです。EmoCheckには、DLLを読み込む際の検索パスに問題があり、同一ディレクトリに存在する特定のDLLを読み込んでしまう可能性があります。
  • ファイル検索パスの制御不備(CWE-427)- CVE-2026-28704
    • 細工されたDLLファイルを危険なファイルと知らずにダウンロードしてEmoCheckと同じディレクトリに置き、その後、EmoCheckを実行した場合に本脆弱性の影響を受けます

この脆弱性情報は、情報セキュリティ早期警戒パートナーシップに基づき下記の方がIPAに報告し、JPCERT/CCが組織内で調整を行いました。
報告者:Powder Keg Technologies株式会社 島田凌 氏

CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v3 による深刻度
基本値: 7.8 (重要) [IPA値]
  • 攻撃元区分: ローカル
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃に必要な特権レベル: 不要
  • 利用者の関与: 要
  • 影響の想定範囲: 変更なし
  • 機密性への影響(C): 高
  • 完全性への影響(I): 高
  • 可用性への影響(A): 高
CVSS v4 による深刻度
基本値: 8.4 (重要) [IPA値]
  • 攻撃元区分 (AV): ローカル
  • 攻撃条件の複雑さ (AC): 低
  • 攻撃要件 (AT): なし
  • 攻撃に必要な特権レベル (PR): 不要
  • 利用者の関与 (UI): 能動
  • 脆弱なシステムへの影響
  • 機密性への影響 (VC): 高
  • 完全性への影響 (VI): 高
  • 可用性への影響 (VA): 高
  • 後続システムへの影響
  • 機密性への影響 (SC): なし
  • 完全性への影響 (SI): なし
  • 可用性への影響 (SA): なし
影響を受けるシステム


一般社団法人JPCERTコーディネーションセンター
  • EmoCheck すべてのバージョン

想定される影響

プログラムを実行している権限で、任意のコードを実行される可能性があります。
対策

[製品の使用を停止する]
EmoCheckはすでに配布終了しているため、使用停止を推奨します。
ベンダ情報

一般社団法人JPCERTコーディネーションセンター
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. その他(CWE-Other) [IPA評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2026-28704
参考情報

  1. JVN : JVN#00263243
  2. JVN : JVNTA#91240916
更新履歴

  • [2026年04月10日]
     掲載