【活用ガイド】

[English]

JVNDB-2026-000019

エレコム無線LAN関連製品における複数の脆弱性

概要

エレコム株式会社が提供する無線LAN関連製品には、次の複数の脆弱性が存在します。
  • クロスサイトリクエストフォージェリ(CWE-352)- CVE-2026-20704
  • OSコマンドインジェクション(CWE-78)- CVE-2026-22550
  • 脆弱な認証情報の使用(CWE-1391)- CVE-2026-24449
  • スタックベースのバッファオーバーフロー(CWE-121)- CVE-2026-24465

CVE-2026-20704、CVE-2026-22550
これらの脆弱性情報は、情報セキュリティ早期警戒パートナーシップに基づき下記の方がIPAに報告し、JPCERT/CCが開発者との調整を行いました。
報告者:GMOサイバーセキュリティ byイエラエ株式会社 石井 健太郎 氏

CVE-2026-24449
この脆弱性情報は、情報セキュリティ早期警戒パートナーシップに基づき下記の方がIPAに報告し、JPCERT/CCが開発者との調整を行いました。
報告者:佐藤 壮 氏

CVE-2026-24465
この脆弱性情報は、情報セキュリティ早期警戒パートナーシップに基づき下記の方がIPAに報告し、JPCERT/CCが開発者との調整を行いました。
報告者:株式会社ラック 飯田 雅裕 氏
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v3 による深刻度
基本値: 9.8 (緊急) [IPA値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃に必要な特権レベル: 不要
  • 利用者の関与: 不要
  • 影響の想定範囲: 変更なし
  • 機密性への影響(C): 高
  • 完全性への影響(I): 高
  • 可用性への影響(A): 高
CVSS v4 による深刻度
基本値: 9.3 (緊急) [IPA値]
  • 攻撃元区分 (AV): ネットワーク
  • 攻撃の複雑さ (AC): 低
  • 攻撃要件 (AT): なし
  • 攻撃に必要な特権レベル (PR): 不要
  • 利用者の関与 (UI): なし
  • 脆弱なシステムへの影響
  • 機密性への影響 (VC): 高
  • 完全性への影響 (VI): 高
  • 可用性への影響 (VA): 高
  • 後続システムへの影響
  • 機密性への影響 (SC): なし
  • 完全性への影響 (SI): なし
  • 可用性への影響 (SA): なし
※上記は、CVE-2026-24465の評価になります。


CVSS v3 による深刻度
基本値: 4.3(警告) [IPA値]
  • 攻撃元区分 : ネットワーク
  • 攻撃の複雑さ : 低
  • 攻撃に必要な特権レベル : 不要
  • 利用者の関与 : 必要
  • 影響の想定範囲 : 変更なし
  • 機密性への影響 : なし
  • 完全性への影響 : 低
  • 可用性への影響 : なし
CVSS v4 による深刻度
基本値: 5.1 (警告) [IPA値]
  • 攻撃元区分 (AV): ネットワーク
  • 攻撃の複雑さ (AC): 低
  • 攻撃要件 (AT): なし
  • 攻撃に必要な特権レベル (PR): 不要
  • 利用者の関与 (UI): 能動
  • 脆弱なシステムへの影響
  • 機密性への影響 (VC): なし
  • 完全性への影響 (VI): 低
  • 可用性への影響 (VA): なし
  • 後続システムへの影響
  • 機密性への影響 (SC): なし
  • 完全性への影響 (SI): なし
  • 可用性への影響 (SA): なし
※上記は、CVE-2026-20704の評価になります。


CVSS v3 による深刻度
基本値: 7.2(重要) [IPA値]
  • 攻撃元区分 : ネットワーク
  • 攻撃の複雑さ : 低
  • 攻撃に必要な特権レベル : 高
  • 利用者の関与 : 不要
  • 影響の想定範囲 : 変更なし
  • 機密性への影響 : 高
  • 完全性への影響 : 高
  • 可用性への影響 : 高
CVSS v4 による深刻度
基本値: 8.6 (重要) [IPA値]
  • 攻撃元区分 (AV): ネットワーク
  • 攻撃の複雑さ (AC): 低
  • 攻撃要件 (AT): なし
  • 攻撃に必要な特権レベル (PR): 高
  • 利用者の関与 (UI): なし
  • 脆弱なシステムへの影響
  • 機密性への影響 (VC): 高
  • 完全性への影響 (VI): 高
  • 可用性への影響 (VA): 高
  • 後続システムへの影響
  • 機密性への影響 (SC): なし
  • 完全性への影響 (SI): なし
  • 可用性への影響 (SA): なし
※上記は、CVE-2026-22550の評価になります。


CVSS v3 による深刻度
基本値: 4.6(警告) [IPA値]
  • 攻撃元区分 : 物理
  • 攻撃の複雑さ : 低
  • 攻撃に必要な特権レベル : 不要
  • 利用者の関与 : 不要
  • 影響の想定範囲 : 変更なし
  • 機密性への影響 : 高
  • 完全性への影響 : なし
  • 可用性への影響 : なし
CVSS v4 による深刻度
基本値: 5.1 (警告) [IPA値]
  • 攻撃元区分 (AV): 物理
  • 攻撃の複雑さ (AC): 低
  • 攻撃要件 (AT): なし
  • 攻撃に必要な特権レベル (PR): 不要
  • 利用者の関与 (UI): なし
  • 脆弱なシステムへの影響
  • 機密性への影響 (VC): 高
  • 完全性への影響 (VI): なし
  • 可用性への影響 (VA): なし
  • 後続システムへの影響
  • 機密性への影響 (SC): なし
  • 完全性への影響 (SI): なし
  • 可用性への影響 (SA): なし
※上記は、CVE-2026-24449の評価になります。
影響を受けるシステム


エレコム株式会社
  • WAB-S300IW-AC v5.5.00およびそれ以前のバージョン(CVE-2026-24465)
  • WAB-S300IW-PD すべてのバージョン(CVE-2026-24465)
  • WAB-S300IW2-PD v5.5.00およびそれ以前のバージョン(CVE-2026-24465)
  • WAB-S733IW-AC v5.5.00およびそれ以前のバージョン(CVE-2026-24465)
  • WAB-S733IW-PD すべてのバージョン(CVE-2026-24465)
  • WAB-S733IW2-PD v5.5.00およびそれ以前のバージョン(CVE-2026-24465)
  • WRC-X1500GS-B v1.12およびそれ以前のバージョン(CVE-2026-20704、CVE-2026-22550)
  • WRC-X1500GS-B すべてのバージョン(CVE-2026-24449)
  • WRC-X1500GSA-B v1.12およびそれ以前のバージョン(CVE-2026-20704、CVE-2026-22550)
  • WRC-X1500GSA-B すべてのバージョン(CVE-2026-24449)

想定される影響

想定される影響は各脆弱性により異なりますが、次のような影響を受ける可能性があります。
  • 当該製品にログインした状態のユーザが、細工されたページにアクセスした場合、意図しない操作をさせられる(CVE-2026-20704)
  • 当該製品にログインした状態のユーザによって任意のOSコマンドを実行される(CVE-2026-22550)
  • 当該製品の情報から、初期パスワードを特定される(CVE-2026-24449)
  • 細工されたパケットを処理することで、任意のコードを実行される(CVE-2026-24465)
対策

[ファームウェアをアップデートし適切な設定を行う、あるいは製品の使用を停止する]
サポート期間中のモデルについては、ファームウェアの更新が提供されています。
開発者が提供する情報をもとに、最新版へアップデートしてください。
WAB-S733IW-PDおよびWAB-S300IW-PDのサポートは既に終了しているため、製品の使用を停止してください。

ファームウェアをアップデートした後、管理ページへのアクセスやWi-Fi接続のためのパスワードを推測の難しい堅牢なパスワードに変更してください。
ベンダ情報

エレコム株式会社
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. クロスサイトリクエストフォージェリ(CWE-352) [IPA評価]
  2. OSコマンドインジェクション(CWE-78) [IPA評価]
  3. その他(CWE-Other) [IPA評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2026-20704
  2. CVE-2026-22550
  3. CVE-2026-24449
  4. CVE-2026-24465
参考情報

  1. JVN : JVN#94012927
更新履歴

  • [2026年02月03日]
      掲載