【活用ガイド】

JVNDB-2025-026152

LinuxのLinux Kernelにおける競合状態に関する脆弱性

概要

Linuxカーネルにおいて、以下の脆弱性が修正されました。accel/ivpu: BOのバインド解除時の競合状態を修正しました。ivpu_gem_bo_free()がBOをBOリストからアンマップ前に削除する際に発生する「メモリマネージャがテイクダウン時にクリーンでない」警告を修正しました。その後、file_priv_unbind()がコンテキストの終了時にdrm_mm_takedown()で警告を引き起こしていました。unmappingのシーケンスをbo_list_lockで保護し、BOがリストから削除される際に常に完全にアンマップされることを保証しています。これにより、BOはコンテキスト終了時に完全にアンマップされているか、リスト上に存在しfile_priv_unbind()によってアンマップされることが保証されます。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v3 による深刻度
基本値: 4.7 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ローカル
  • 攻撃条件の複雑さ: 高
  • 攻撃に必要な特権レベル: 低
  • 利用者の関与: 不要
  • 影響の想定範囲: 変更なし
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): 高
影響を受けるシステム


Linux
  • Linux Kernel 6.13 以上 6.17.13 未満
  • Linux Kernel 6.18 以上 6.18.2 未満
  • Linux Kernel 6.8 以上 6.12.68 未満

想定される影響

当該ソフトウェアが扱う情報について、外部への漏えいは発生しません。
また、当該ソフトウェアが扱う情報について、書き換えは発生しません。
さらに、当該ソフトウェアが完全に停止する可能性があります。
そして、この脆弱性を悪用した攻撃の影響は、他のソフトウェアには及びません。
対策

リリース情報、またはパッチ情報が公開されています。参考情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 競合状態(CWE-362) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2025-68749
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2025-68749
  2. 関連文書 : accel/ivpu: Fix race condition when unbinding BOs - kernel/git/stable/linux.git - Linux kernel stable tree (https://git.kernel.org/stable/c/0328bb097bef05a796217c54b3d651cc3782827c)
  3. 関連文書 : accel/ivpu: Fix race condition when unbinding BOs - kernel/git/stable/linux.git - Linux kernel stable tree (https://git.kernel.org/stable/c/d71333ffdd3707d84cfb95acfaf8ba892adc066b)
  4. 関連文書 : accel/ivpu: Fix race condition when unbinding BOs - kernel/git/stable/linux.git - Linux kernel stable tree (https://git.kernel.org/stable/c/fb16493ebd8f171bcf0772262619618a131f30f7)
  5. 関連文書 : accel/ivpu: Fix race condition when unbinding BOs - kernel/git/stable/linux.git - Linux kernel stable tree (https://git.kernel.org/stable/c/00812636df370bedf4e44a0c81b86ea96bca8628)
更新履歴

  • [2026年03月02日]
      掲載