【活用ガイド】

JVNDB-2025-026010

LinuxのLinux Kernelにおける到達可能なアサーションに関する脆弱性

概要

Linuxカーネルのubifsサブシステムにおいて、特定の状態のページを解放しようとすると異常なアサーションエラーが発生する脆弱性が存在していました。この脆弱性は、プライベートフラグが設定されているもののダーティーでないページが不正に扱われることから発生します。具体的には、ページがダーティー状態からクリアされる過程で、truncateやgeneric_fadviseの処理によりページが不適切にアンロックされ、その後のinvalidate操作においてubifs_releasepage関数内のubifs_assert(0)がトリガーされ、カーネルパニックを引き起こしていました。本修正により、この条件が適切に処理され、ubifs_assert(0)が除去されました。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v3 による深刻度
基本値: 5.5 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ローカル
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃に必要な特権レベル: 低
  • 利用者の関与: 不要
  • 影響の想定範囲: 変更なし
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): 高
影響を受けるシステム


Linux
  • Linux Kernel 2.6.27 以上 6.1.18 未満
  • Linux Kernel 6.2 以上 6.2.5 未満

想定される影響

当該ソフトウェアが扱う情報について、外部への漏えいは発生しません。
また、当該ソフトウェアが扱う情報について、書き換えは発生しません。
さらに、当該ソフトウェアが完全に停止する可能性があります。
そして、この脆弱性を悪用した攻撃の影響は、他のソフトウェアには及びません。
対策

リリース情報、またはパッチ情報が公開されています。参考情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 到達可能なアサーション(CWE-617) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2023-53584
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2023-53584
  2. 関連文書 : ubifs: ubifs_releasepage: Remove ubifs_assert(0) to valid this process - kernel/git/stable/linux.git - Linux kernel stable tree (https://git.kernel.org/stable/c/7750be5d3e18500b454714677463b500a0b8b0d8)
  3. 関連文書 : ubifs: ubifs_releasepage: Remove ubifs_assert(0) to valid this process - kernel/git/stable/linux.git - Linux kernel stable tree (https://git.kernel.org/stable/c/bd188ff1c8a1935c93a1e3cacf3be62667fdf762)
  4. 関連文書 : ubifs: ubifs_releasepage: Remove ubifs_assert(0) to valid this process - kernel/git/stable/linux.git - Linux kernel stable tree (https://git.kernel.org/stable/c/66f4742e93523ab2f062d9d9828b3e590bc61536)
更新履歴

  • [2026年02月12日]
      掲載