【活用ガイド】

JVNDB-2025-025406

LinuxのLinux Kernelにおける誤った領域へのリソースの漏えいに関する脆弱性

概要

Linuxカーネルにおいて、以下の脆弱性が修正されました。riscvに関するPR_SET_TAGGED_ADDR_CTRLによるカーネルクラッシュの問題です。ユーザースペースがPR_SET_TAGGED_ADDR_CTRLを実行した際に、Supm拡張が利用できない場合、カーネルがクラッシュする不具合がありました。具体的には、以下のようなエラーが発生しました:Oops - illegal instruction [#1]、epc : set_tagged_addr_ctrl+0x112/0x15a、ra : set_tagged_addr_ctrl+0x74/0x15a、epc : ffffffff80011ace、ra : ffffffff80011a30、sp : ffffffc60039be10、status: 0000000200000120、badaddr: 0000000010a79073、cause: 0000000000000002、set_tagged_addr_ctrl+0x112/0x15a、__riscv_sys_prctl+0x352/0x73c、do_trap_ecall_u+0x17c/0x20c、andle_exception+0x150/0x15c。この問題は、Supmが利用可能かどうかを確認する処理を追加することで修正されました。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v3 による深刻度
基本値: 5.5 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ローカル
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃に必要な特権レベル: 低
  • 利用者の関与: 不要
  • 影響の想定範囲: 変更なし
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): 高
影響を受けるシステム


Linux
  • Linux Kernel 6.13 以上 6.14.7 未満
  • Linux Kernel 6.15

想定される影響

当該ソフトウェアが扱う情報について、外部への漏えいは発生しません。
また、当該ソフトウェアが扱う情報について、書き換えは発生しません。
さらに、当該ソフトウェアが完全に停止する可能性があります。
そして、この脆弱性を悪用した攻撃の影響は、他のソフトウェアには及びません。
対策

リリース情報、またはパッチ情報が公開されています。参考情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 誤った領域へのリソースの漏えい(CWE-668) [NVD評価]
  2. 情報不足(CWE-noinfo) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2025-37966
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2025-37966
  2. 関連文書 : riscv: Fix kernel crash due to PR_SET_TAGGED_ADDR_CTRL - kernel/git/stable/linux.git - Linux kernel stable tree (https://git.kernel.org/stable/c/ae08d55807c099357c047dba17624b09414635dd)
  3. 関連文書 : riscv: Fix kernel crash due to PR_SET_TAGGED_ADDR_CTRL - kernel/git/stable/linux.git - Linux kernel stable tree (https://git.kernel.org/stable/c/4b595a2f5656cd45d534ed2160c94f7662adefe5)
更新履歴

  • [2026年01月28日]
      掲載