【活用ガイド】

JVNDB-2025-025308

Debian等の複数ベンダの製品におけるNULL ポインタデリファレンスに関する脆弱性

概要

Linuxカーネルにおいて、NULLポインタの逆参照を引き起こす可能性があるCIFSのUTF16変換処理の脆弱性が修正されました。この脆弱性は、__cifs_sfu_make_node関数でNULLが適切にチェックされておらず、最終的にクラッシュを引き起こしていました。パッチではcifs_strndup_to_utf16関数内にNULLチェックを追加し、NULLポインタ逆参照を防止する処理を導入しました。なお、この問題はLinux Verification Center (linuxtesting.org) のSVACEによって検出されました。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v3 による深刻度
基本値: 5.5 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ローカル
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃に必要な特権レベル: 低
  • 利用者の関与: 不要
  • 影響の想定範囲: 変更なし
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): 高
影響を受けるシステム


Debian
  • Debian GNU/Linux 11.0
Linux
  • Linux Kernel 6.12 以上 6.12.46 未満
  • Linux Kernel 6.13 以上 6.16.6 未満
  • Linux Kernel 6.17

本脆弱性の影響を受ける製品の詳細については、ベンダ情報および参考情報をご確認ください。
想定される影響

当該ソフトウェアが扱う情報について、外部への漏えいは発生しません。
また、当該ソフトウェアが扱う情報について、書き換えは発生しません。
さらに、当該ソフトウェアが完全に停止する可能性があります。
そして、この脆弱性を悪用した攻撃の影響は、他のソフトウェアには及びません。
対策

正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

Debian
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. NULL ポインタデリファレンス(CWE-476) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2025-39838
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2025-39838
  2. 関連文書 : cifs: prevent NULL pointer dereference in UTF16 conversion - kernel/git/stable/linux.git - Linux kernel stable tree (https://git.kernel.org/stable/c/3c26a8d30ed6b53a52a023ec537dc50a6d34a67a)
  3. 関連文書 : cifs: prevent NULL pointer dereference in UTF16 conversion - kernel/git/stable/linux.git - Linux kernel stable tree (https://git.kernel.org/stable/c/70bccd9855dae56942f2b18a08ba137bb54093a0)
  4. 関連文書 : cifs: prevent NULL pointer dereference in UTF16 conversion - kernel/git/stable/linux.git - Linux kernel stable tree (https://git.kernel.org/stable/c/1f797f062b5cf13a1c2bcc23285361baaa7c9260)
更新履歴

  • [2026年01月27日]
      掲載