【活用ガイド】

JVNDB-2025-025110

ON SemiconductorのQCS-AX2-A12 ファームウェア等の複数製品における引数の挿入または変更に関する脆弱性

概要

QuantennaのWi-Fiチップセットには、ローカル制御スクリプトであるrouter_command.sh(get_syslog_from_qtn引数内)にコマンドインジェクションの脆弱性があります。これはCWE-88「コマンド内の引数区切り記号の不適切な無害化(引数インジェクション)」の一例であり、CVSS 7.7(CVSS:3.1/AV:L/AC:L/PR:N/UI:N/S:U/C:H/I:H/A:N)と評価されています。本脆弱性は、最新SDKのバージョン8.0.0.28までのQuantenna Wi-Fiチップセットに影響を与え、このCVEレコードの初回公開時点では未修正のままと考えられますが、ベンダーはこのチップセットの実装者向けにベストプラクティスガイドを公開しています。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v3 による深刻度
基本値: 7.8 (重要) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ローカル
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃に必要な特権レベル: 低
  • 利用者の関与: 不要
  • 影響の想定範囲: 変更なし
  • 機密性への影響(C): 高
  • 完全性への影響(I): 高
  • 可用性への影響(A): 高
影響を受けるシステム


ON Semiconductor
  • QCS-AX2-A12 ファームウェア
  • QCS-AX2-S5 ファームウェア
  • QCS-AX2-T12 ファームウェア
  • QCS-AX2-T8 ファームウェア
  • QCS-AX3-A12 ファームウェア
  • QCS-AX3-S5 ファームウェア
  • QCS-AX3-T12 ファームウェア
  • QCS-AX3-T8 ファームウェア
  • QD840 ファームウェア
  • QHS710 ファームウェア
  • QSR10GA ファームウェア
  • QSR10GU ファームウェア
  • QV840 ファームウェア
  • QV840C ファームウェア
  • QV860 ファームウェア
  • QV940 ファームウェア
  • QV942C ファームウェア
  • QV952C ファームウェア

想定される影響

当該ソフトウェアが扱う全ての情報が外部に漏れる可能性があります。
また、当該ソフトウェアが扱う全ての情報が書き換えられる可能性があります。
さらに、当該ソフトウェアが完全に停止する可能性があります。
そして、この脆弱性を悪用した攻撃の影響は、他のソフトウェアには及びません。
対策

リリース情報、またはパッチ情報が公開されています。参考情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 引数の挿入または変更(CWE-88) [その他]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2025-32458
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2025-32458
  2. 関連文書 : QCS Wireless Connectivity - Quantenna Wi-Fi chipset support and security best practices
更新履歴

  • [2026年01月23日]
      掲載