【活用ガイド】

JVNDB-2025-024989

LinuxのLinux Kernelにおける不特定の脆弱性

概要

Linuxカーネルのaccel/qaicコンポーネントにおいて、境界チェックの強化によって複数のセキュリティ脆弱性が修正されました。この修正では、decode_message()関数内でメッセージヘッダーの長さが適切に検証され、不正なサイズやオーバーフローの可能性を排除しています。具体的には、ヘッダーの最小サイズを確認し、次のヘッダー読み取り時に十分なスペースを確保することで、不正なメモリアクセスやメモリ破損を防止しています。これにより、境界外読み取りや整数オーバーフローに起因する脆弱性が悪用されるリスクが低減されました。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v3 による深刻度
基本値: 7.8 (重要) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ローカル
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃に必要な特権レベル: 低
  • 利用者の関与: 不要
  • 影響の想定範囲: 変更なし
  • 機密性への影響(C): 高
  • 完全性への影響(I): 高
  • 可用性への影響(A): 高
影響を受けるシステム


Linux
  • Linux Kernel 6.4 以上 6.4.7 未満
  • Linux Kernel 6.5

想定される影響

当該ソフトウェアが扱う全ての情報が外部に漏れる可能性があります。
また、当該ソフトウェアが扱う全ての情報が書き換えられる可能性があります。
さらに、当該ソフトウェアが完全に停止する可能性があります。
そして、この脆弱性を悪用した攻撃の影響は、他のソフトウェアには及びません。
対策

リリース情報、またはパッチ情報が公開されています。参考情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 情報不足(CWE-noinfo) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2023-53493
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2023-53493
  2. 関連文書 : accel/qaic: tighten bounds checking in decode_message() - kernel/git/stable/linux.git - Linux kernel stable tree (https://git.kernel.org/stable/c/57d14cb3bae4619ce2fb5235cb318c3d5d8f53fd)
  3. 関連文書 : accel/qaic: tighten bounds checking in decode_message() - kernel/git/stable/linux.git - Linux kernel stable tree (https://git.kernel.org/stable/c/51b56382ed2a2b03347372272362b3baa623ed1e)
更新履歴

  • [2026年01月19日]
      掲載