【活用ガイド】

JVNDB-2025-024493

Debian等の複数ベンダの製品における解放済みメモリの使用に関する脆弱性

概要

Linuxカーネルでは、非同期でないTLS復号リクエストの処理が非同期処理から分離されました。非同期処理が行われない場合は、処理が単純化され、参照カウントが不要となり、完了通知を待ってその結果を返します。この変更は、過去の問題を考慮しており、今後の修正を容易にします。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v3 による深刻度
基本値: 7.8 (重要) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ローカル
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃に必要な特権レベル: 低
  • 利用者の関与: 不要
  • 影響の想定範囲: 変更なし
  • 機密性への影響(C): 高
  • 完全性への影響(I): 高
  • 可用性への影響(A): 高
影響を受けるシステム


Debian
  • Debian GNU/Linux 11.0
Linux
  • Linux Kernel 4.13 以上 6.1.149 未満
  • Linux Kernel 6.2 以上 6.6.21 未満
  • Linux Kernel 6.7 以上 6.7.9 未満
  • Linux Kernel 6.8

本脆弱性の影響を受ける製品の詳細については、ベンダ情報および参考情報をご確認ください。
想定される影響

当該ソフトウェアが扱う全ての情報が外部に漏れる可能性があります。
また、当該ソフトウェアが扱う全ての情報が書き換えられる可能性があります。
さらに、当該ソフトウェアが完全に停止する可能性があります。
そして、この脆弱性を悪用した攻撃の影響は、他のソフトウェアには及びません。
対策

正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

Debian
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 解放済みメモリの使用(CWE-416) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2024-58240
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2024-58240
  2. 関連文書 : tls: separate no-async decryption request handling from async - kernel/git/stable/linux.git - Linux kernel stable tree (https://git.kernel.org/stable/c/999115298017a675d8ddf61414fc7a85c89f1186)
  3. 関連文書 : tls: separate no-async decryption request handling from async - kernel/git/stable/linux.git - Linux kernel stable tree (https://git.kernel.org/stable/c/dec5b6e7b211e405d3bcb504562ab21aa7e5a64d)
  4. 関連文書 : tls: separate no-async decryption request handling from async - kernel/git/stable/linux.git - Linux kernel stable tree (https://git.kernel.org/stable/c/41532b785e9d79636b3815a64ddf6a096647d011)
  5. 関連文書 : https://git.kernel.org/stable/c/48905146d11dbf1ddbb2967319016a83976953f5
更新履歴

  • [2026年01月13日]
      掲載