【活用ガイド】

JVNDB-2025-024384

GNU Projectのgrub2における解放済みメモリの使用に関する脆弱性

概要

GRUB の gettext モジュールに Use-After-Free 脆弱性が発見されました。この脆弱性は、gettext コマンドがモジュールのアンロード後もメモリ上に登録されたままになるというプログラミングエラーに起因しています。攻撃者はこの孤立したコマンドを呼び出すことで、無効となったメモリ領域へアクセスすることが可能です。この脆弱性が悪用されると、GRUB がクラッシュしてサービス拒否(DoS)状態が引き起こされる場合があります。また、データの完全性や機密性が損なわれる可能性もあります。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v3 による深刻度
基本値: 7.8 (重要) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ローカル
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃に必要な特権レベル: 低
  • 利用者の関与: 不要
  • 影響の想定範囲: 変更なし
  • 機密性への影響(C): 高
  • 完全性への影響(I): 高
  • 可用性への影響(A): 高
影響を受けるシステム


GNU Project
  • grub2 2.14 およびそれ以前

本脆弱性の影響を受ける製品の詳細については、ベンダ情報および参考情報をご確認ください。
想定される影響

当該ソフトウェアが扱う全ての情報が外部に漏れる可能性があります。
また、当該ソフトウェアが扱う全ての情報が書き換えられる可能性があります。
さらに、当該ソフトウェアが完全に停止する可能性があります。
そして、この脆弱性を悪用した攻撃の影響は、他のソフトウェアには及びません。
対策

正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

レッドハット
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 解放済みメモリの使用(CWE-416) [その他]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2025-61662
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2025-61662
  2. 関連文書 : oss-security - [SECURITY PATCH 4/8] gettext/gettext: Unregister gettext command on module unload
更新履歴

  • [2026年01月13日]
      掲載